2013.01.17 (木)

宮川淳 水温4℃のリザーバーでゴールドディガー600炸裂!!

エバーグリーンプロスタッフの宮川淳です。
初バスを拝もうと静岡県内のリザーバーに釣行してきました。

友達5人で訪れたリザーバーは、降水量の減少で大減水。さらに年末からの寒波続きで水温がなんと3~4℃というコンディションでした。当日の天候は晴れ。風は西風のち北風と厳冬期らしい気象条件が勢ぞろい(笑)

ラインが拾う水分がガイドに氷の結晶を重ね、リールが巻けなくなる状態の中で7時にスタートフィッシング。午後3時までの8時間勝負の始まりです。

なんとか初バスの顔を拝もうとセレクトしたルアーはゴールドディガー600。当日のコンディションではスローな展開の喰わせのルアーではコンフィデンスが持てないと判断。ゴールドディガー600ならテンポよく巻き続けられるのでやり切れると考えたからです。

そのゴールドディガー600をコントロールするのはヘラクレス・ストライクマスター77。このコンビネーションには絶対の自信がありました。過去にもこのゴールデンコンビで何度も「金塊」を掘り当てている経験があります。

ラインは、ガレ場メインの釣りを展開するつもりだったので、少し太めのバスザイル・マジックハードR 16lbをチョイス。

ちなみに厳冬期に私が狙う水深はズバリ、シャロー。元気な個体のみを狙い、テンポよく探り、寒い中でも釣りのリズムを作るのがキモだと考えています。

あえてディープダイバーのゴールドディガー600をセレクトし、その急潜航能力でリザーバーの急深なブレイク&ボトムをなめるように引いてくる作戦です。ロングビルがボトムスタックを軽減してくれるので、あとは信じてひたすら巻くのみの展開です。

開始から約3時間、寒さ続きのためか、ベイトフィッシュの気配どころか周りの山々の動物の気配もありません。そんな中、ゴールドディガー600をガレ場のショアラインにキャストし続け、ついに「ゴン!」とストライクマスター77がひったくられました。

ランディングしたのは45cmのグッドコンディション。

このバスはシャローの岩をクリアーした直後にバイトしました。エリアはメインレイクに突き出たガレ場で水深は1.5mほど。低水温にもかかわらずベリーのフックにフッキングしていました。

「やっぱりいるヤツはいるし元気いいな~」とブリブリの初バスにアドレナリン出まくりで、寒さが吹っ飛ビ~ノでした(笑) このとき同船者にもヒット! 彼はキッカーバグのテキサスで同サイズをゲットし二人で新年の空に吠えまくりました。

その後時間の経過と共に湖面を叩くような北風が強まる中、ゴールドディガー600を冷たい水の中に送り込み続けました。タングステンウェイト・ロングストローク重心移動システムのゴールドディガー600は、ストライクマスター77との組み合わせで、強風下でも気持ち良く投げ続けることができました。

そして、ふたたびの「ゴン!」

1匹目よりもトルクがあるファイトで52cmのゴンザレスをゲット。感動しすぎてこだまするほど吠えました(笑)

このバスはウィンディーサイドのボディーウォーターに突き出た岬続きのガレ場でキャッチ。厳冬期でも元気な個体はダイナミックな場所に陣取っていることが証明されました。

しかも水深は1.5mほどの岩をゴールドディガー600がかわした後、リールのハンドルを3~4回ほど巻き取った後に中層でバイトしたことから、低水温でもルアーを追いかけたと想像できます。フッキングも1匹目と同様ベリーのフックにガッチリでした。

当日は結果的に8時間巻き続けて2本をキャッチ。厳冬期のゴールドディガー600の驚異的能力を改めて思い知らされる初バスゲット釣行となりました。

あなたも喰わせの効かない厳冬期にゴールドディガー600をラインナップに加えてみてはいかがですか!? ただし厳冬期の釣行では防寒対策を万全に、そして事故防止の観点から単独釣行は避けるようにしてくださいね。


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