2010.12.16 (木)

春に効果的なキャスティングジグの使い方

こんにちは上笹慎哉です。
ただ今配信中の「EG going!」 Vol.5 広島県・芦田川編見ていただけましたか?

やっぱり最後はキャスティングジグ1/2oz。今回も救いの手を差し伸べてくれたといいますか、ほんとビッグフィッシュに強いルアーだと、またまた実感させられたロケとなりました。

■ ラバージグを多用する意味

そこで今回は、僕なりに愛してやまないこのキャスティングジグの、この時期の使い方を少しご紹介したいと思います。本当は番組内でする事だと思いますが、あまりにもピンチ過ぎ、説明どころではありませんでしたので・・・(笑)

春夏秋冬つねに僕の1軍ルアーとなっているキャスティングジグですが、やはり最も活躍するシーズンは冬から春にかけてのスポーニングシーズンです。僕がこの時期にジグを多用する意味とは、この時期のバスは動きすぎるルアーを嫌うからです。ジグなら、水の流れや、わずかなシェイクを加えるだけで、ポジションを1点に保ちながらもラバーだけが揺れてビッグフィッシュを引き寄せ食わす事が可能なのです!



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■ ラバージグでは、やはりステイが大事

フリッピングでシャローブッシュなどを撃っていく場合は、ビッグフィッシュの溜まりそうなポジションや通りかかるルートに直接キャストして枝などに引っ掛け、その場で1点シェイク。その後ステイ。(このシェイク後のステイで食う可能性が極めて高いです!)で食わなければピックアップして次のスポットへキャストします。

ステージングエリアなどでボトムに沈むロックなどを狙っていく場合も同じです。キャスト後ズル引いて自分がイメージするロックの感覚がロッドに伝わった時点で、ジグをその場でステイさせ軽めにシェイクを加えます。その後同じくステイ。(やっぱりステイが大事です。本当に、本当に大事です!)食わなければロックを乗り越え、またステイといった流れになります。

このようにシャローブッシュの釣りとボトムのロックの釣りの両方をこなせるハイバランスさ、使用用途の広さから、キャスティングジグの出番が多くなり、必然的に僕のオールシーズン1軍ルアーとなっています。



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■ ジグフィッシングにおけるショートバイト対策

しかーし!!この時期のジグフィッシュにつきももの難点としてミラクルショートバイトという事が多々あります。今回のロケ中にも散々悩まされた、食い上げのバイトや、電撃フッキングが必要といわれる程のショートバイトが襲い掛かるケースがよくあります。

ショートバイトと言っても小さい魚が食っているわけではなく、極めてビッグフィッシュの可能性が高いのがこの時期です。「バレたら悔しいし、掛けたらデカイ!」

そこで僕はジグにはタクティクス・ディトネーターを組み合わせます。


ディトネーターの特徴として他のロッドとは一味違う、ストレートテーパーティップを使ったモデルとなっているため、コンセプト通りショートバイトな魚の口にジグを吸い込ます力を持ち、バット部分に溜め込むパワーで魚を掛ける、という訳です。(ストレートテーパーティップコンセプトについての解説はコチラ)

コツッ!というバイトに神経を集中させ、ラインスラックを巻き取り・・・おーーもいっきりフッキング!!なのでラインだけは太め(僕の場合はバスザイル・マジックハードR 20lb)を使いましょうね。

さらっと書いてみましたが、とにかくジグロッド1本持ってお出かけ下さい♪野池でも湖でも琵琶湖でも川でも基本は全て同じだと思います。あまり動かし過ぎないようにステイを意識する事が一番大事ですので☆

P.S.
「EG going!」 Vol.5 広島県・芦田川編をご覧頂きました皆様ありがとうございました☆
まだ、ご覧頂いていない方は是非ご覧頂けると嬉しいです♪

※「EG going!」 Vol.5 広島県・芦田川編はコチラ

■タックルデータ
ロッド:タクティクス TCSC-70X ディトネーター
ライン:バスザイル・マジックハードR 20lb
ルアー:キャスティングジグ 1/2oz


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