2011.03.03 (木)

激濁りの池原ダムをコンバットクランク320で攻略

エバーグリーンプロスタッフの狐坂隆人(コサカ タカト)です。
1ヵ月前の初釣りに続き、今回もコンバットクランク中心(のみ?)の釣りを展開すべく池原ダムに行ってきました。そして今回もまたコンバットクランク320が!

■ 大減水&激濁りの池原ダム

曇~雨の予報も外れ、朝から晴天無風の池原ダム。減水、さらに濁りもひどくバスの気配すら感じる事が難しい状況でした。

まず、1か月前の釣行でバスの反応が良かった白川筋上流に向かいましたが、泥水と言ってもよいほどの濁り。

また、減水によりさらに湖底の立木が現れ、ラバージグやテキサスリグを打てる「点」は存在するものの、クランクを通せる「線」が見つからず・・・立木の隙間を見つけてはキャストを繰り返しましたが、バスの反応が無い状態でした。

「とにかく1本・・・」

そう思いならが白川筋を下っていきましたが、結局ノーバイト。少し悩みましたが、とにかくコンバットクランクで釣れるエリアを探そうと考えました。



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■ コンバットクランク320でファーストフィッシュ

クランクで釣れる条件は「濁り」と「風」。

そのうちの1つ「濁り」はクリアできているので、もう1つの条件「風」を求めて坂本筋方面に向かいました。坂本筋下流も濁りは存在するものの、風が吹いていませんでした。しかし、上流に向かうにつれ、ところどころ水面が波立ってきました。

2つの条件が揃うエリアでやってみて反応が無かったら、その時に次の手を考えよう・・・」と「濁り+風」のエリアを狙うものの一向に反応はないまま。

そこで、「濁りでバスがルアーの存在に気付いていないのでは!?」と考え、コンバットクランク320で水深2.5メートルラインを通して、確実にボトムノックさせることを心掛けていきました。

ロッドを立ててリップが湖底の岩にコンタクトするのを感じながら巻いていると少し重みが・・・根掛かり?と思いながらもスイープフッキングすると進行方向の水中にバスの姿が!

サイズはイマイチながらも慎重に慎重にランディング! 36cmというサイズでしたが、待ちに待ったファーストフィッシュ! 昼も過ぎていたので少し気持ちが楽になりました。

 



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■ 濁り&風 +「α」 で50up

貴重な1本が釣れた状況を整理した結果、このバスを釣ったエリアは少し大きな岩のある場所だったので、「濁り+風」に加え「岩」の絡むエリアを探し坂本筋を下って行きました。

そして坂本筋と備後筋インターセクションの比較的大きな岩が密集するエリアに到着。濁りはもちろん風も少し吹いて非常にいい感じでした。

コンバットクランク320をキャストし、ロッドを立ててリトリーブ。リップを岩の表面に軽く当ててクランクが跳ねるようなイメージでレンジを調整していくと「ガツン!」と言うバイト!

突っ込みに耐え魚体を確認すると、

 

「デカイ!ヤバい!」

確実に50を超える魚である事と同時にリアフックしか掛かっていないことも判明。しかし、指ドラグで慎重にやり取りしてランディング! 52.5cm! 今年初の50upでした!

 

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■ フォースグランディス7にも助けられ、2本追加

これで完全に確信を持ち、同様のエリアをランガン!

コンバットクランク320を軽く岩に接触させる事を意識してリトリーブしていき、45cmと41cmを追加することができました。

コンバットクランク320と並び、今回はヘラクレス・フォースグランディス7にも助けられました。7フィートというレングスによって、トレースラインおよびレンジの調整が幅広くできるので、今回のキモであった岩への適度なコンタクトを確実にこなしてくれたからです。

今回は最初の1本をキャッチするのに非常に時間がかかってしまい、エリアやメソッドが絞り込めない苦しい展開となりましたが、苦しんだ末、50upを含めた4本のバスを全てコンバットクランク320で仕留める事ができ、非常に満足の結果となりました。

■タックルデータ
ロッド:ヘラクレス HCSC-70M フォースグランディス7
ライン:バスザイル・マジックハードR 16lb
ルアー:コンバットクランク320(#19 プリスポーンダイナマイト)


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