2014.11.11 (火)

小山雅史 JB全日本バスプロ選手権西日本 優勝報告 
激タフな生野銀山湖で両日トップウエイト

こんにちは。エバーグリーン・フィールドスタッフの小山雅史です。10月18~19日にかけて行われた全日本バスプロ選手権西日本の優勝報告です。

■ 台風で状況激変&ぶっつけ本番で挑んだ初日

【Day-1 】
JB旭川第2戦で優勝して出場権利を得た全日本バスプロ選手権西日本。毎年この時期は厳しい生野銀山湖で今年も開催。前日プラクティスには入れず、ぶっつけ本番での参戦となりました。さらに当日は、台風19号の雨の影響で普段はクリアな銀山湖には濁りが入り、かつ放水により減水。

何も分からない状態でのスタートに、昨年参戦した時にバイトが多かった下流の岩盤から入ろうと決め、この試合に挑むことに。1番フライトだったので真っ先にその岩盤を目指しました。

その途中、岩盤の手前にあるワンドの入口でボイルを発見し、1/64ozネコリグをキャスト。3投目で1本目の400gをキャッチ。銀山湖ではキッカーサイズ。幸先いいスタートを切ることができました。

その後、目指していた岩盤へすぐに移動。そこは水深4.5メートルから12メートルまで落ちるブレイクがあり、ネコリグをボトムまで落としたあとスイミングさせ、ブレイクを過ぎたらピックアップする感じで攻めます。しかし、簡単にはバイトしてきません。

それから30分ほど経ち、日が当たり始めたころにバイトが出始めました。乗らないバイトが続く中、グーッと入り込むバイトがあり、2本目300gをキャッチ。ブレイク上で食った感じでした。

数投後、またグーッと入り込むバイトがあったのですが、ボート際でバラシ……。その後ノンキーが2本釣れただけでした。太陽が昇りきってからの2時間はバイトすらなく、対岸に移るもののキャッチしたのはノンキー2本のみ。その後、別の場所に移動するも何もなく、1日目が終了。

2本781gというウエイトでしたが予想通り厳しい展開で、これでも初日はトップウエイト。


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■ 初日の2本目がヒント 2日目もトップウエイトで完全優勝

【Day-2 】
最終フライトながら1日目に入った岩盤のポイントに入ることができ、キャスト開始。1日目と同じやり方で攻めますが、日が当たり始めてもバイトはありません。

日が昇り切る前に見切り、対岸へ移動。ここは岩盤の張り出しと張り出しの間に土バンクがあり、水深4.5メートルから8メートルへと落ちるブレイクに岩が絡むポイント。ベイトも溜まっています。

1日目の2本目をヒントに、食うレンジは4.5メートルから落ちるブレイクと予測。同じくネコリグで攻めるとグーっと入り込むバイトが。200gのキーパーサイズをキャッチ。さらに数投後に300g。

グーッとくるバイトをヘラクレス・ソリッドセンサー61のソリッドティップで確実に食い込ませ、2~2.5lbが主流と言われる銀山湖でバスザイル・マジックハードRの3lbを使用することで確実に掛けることができました。

しかし、日が昇り切ると、またバイトがなくなりました。そこで、移動して同じようなエリアをまわりましたがやはり反応はありませんでした。その後風が吹き始めたので、そのタイミングで土バンクへ戻りました。しかし、バイトはありません。

終了30分前。風が強まってくるのと同時に帰着に向かう選手のボートで引き波が発生し、そのタイミングでジグヘッドリグ1.1gのカーブフォールにグーッとバイト。3本目となる400gをキャッチし、2日目が終了しました。

結果、3本925gで2日目もトップウエイト。初日の2本目のバスをヒントにして2日目の3本につなげることができ、満点完全優勝となりました。

 

■タックルデータ
ロッド:ヘラクレス HCSS-61ULST ソリッドセンサー61
ライン:バスザイル・マジックハードR 3lb
ルアー:ミノーシェイプワーム 1/64ozネコリグ

ロッド:タクティクス TCSS-62ULST フェザーティップ
ライン:バスザイル・マジックハードR 3lb
ルアー:ミノーシェイプワーム+ジグヘッド1.1g

■関連サイト:JB日本バスプロ協会・NBC日本バスクラブ公式サイト


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