2011.01.24 (月)

小貝川のオカッパリ! リトルマックスでグッドフィッシュ!

エバーグリーンプロスタッフの蛯原英夫です。
今回は冬の定番ルアー・リトルマックスの、僕のホームグラウンドの1つ小貝川のオカッパリでの使い方を紹介します。

「テトラや垂直護岸の釣り方」は利根川の番長?総長?沖田くんが、『冬のファイナルウエポン・リトルマックス 』で解りやすく解説してくれていますので、僕はそれとは違う「サーチベイト的使い方」を紹介したいと思います。

では、どんなエリアで・・・

この時期の小貝川での狙いは、上の写真のような両岸が護岸で固めらている様な足場の良い場所。一見何もないような場所ですが、そんなところで沖のボトムの変化に付くバスを狙います。

■ ただ巻きでボトムを広く探り、ヒラ打ちで食わせる

出来るだけ遠投し、着底後はロッドでしゃくるのではなくリールを巻いて引いてきます。この時、ルアーのバイブレーションが感じ取れる範囲でできるだけゆっくりと巻いてやり、ボトムスレスレを泳がせます。

まずはボトムの変化をサーチするのが目的なので、常にボトムを感じながらゆっくりリトリーブすることが肝心です。

そのとき自分を中心に扇状にキャストして広くサーチしていきます。扇状のキャストでボトムの変化を感じることができなければ、次は自分が移動して再度扇状にキャスト、いろんな角度からボトムをサーチしていきます。

タックルセレクトがしっかりしていれば、ボトムの変化を捉えたときに、リトルマックスが勝手にヒラ打ちし、その様子がロッドを通じて伝わってくるので、そこが食わせどころ!

運が良ければ一発で口を使うのです が、低水温期でバスの動きが鈍く、1回では反応しないことも多いので、変化のあった場所ではトレース角度を変えたりリフト&フォールを織り交ぜたりしなが らじっくりと探ってみてください。「目の前通す!」というイメージで、あきらめずにしつこく探ることが大切です。


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■ 根掛かりを減らし、よりタイトに攻めるために

ダブルフックが装着されているリトルマックスは意外と根掛かりが少ないので、ボトムを恐れずに狙うことができます。ただ、あまりにも根掛かりがきついポイントでは、

① ロッドを立ててリトリーブする。
② 根掛かりを減らすフックチューンをする。
(詳しいフックチューンの仕方は『冬のファイナルウエポン・リトルマックス』をご覧ください)

これで強気によりタイトに攻めることができます。

ロッドはヘラクレス・マニピュレーターがこの釣りには最適。

岩などにリトルマックスがコンタクトしたとき、
① ルアーの跳ね上がりをロッドがうまく吸収して最小限に食い止めてくれる。
(冬場は変化からルアーが離れすぎるとバイトしてくれません)

この時期に多いショートバイトも、
② ロッドの吸収力により、確実にものにしてくれる。

リトルマックスは遠投ができるので広 範囲をチェックでき、しかも水深も選ばないので小貝川だけでなく野池や霞水系でも実績ありありです。ロッドとラインを通じて見えないポイントを見つけ出す のも楽しいですよ。そしてサーチして見つけだしたポイントから、必ずリトルマックスがナイスなコンディションのバスを引き出してくれるはずです。

この冬激熱の鉄板・・・リトルマックスでした。

■タックルデータ
ロッド:ヘラクレス HCSC-64M マニピュレーター
ライン:バスザイル・マジックハードR 12lb
ルアー:リトルマックス 1/4oz



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