2011.08.11 (木)

エアレギウス7を使ったライトキャロライナが好調!

みなさんこんにちは。エバーグリーンプロスタッフ、リブレバスクラブ・プロガイドの佐藤順一です。
琵琶湖南湖では最近の猛暑のなか、誰でも簡単にできるライトキャロライナリグが好調で、調子のよいときは40アップ20本前後とそれに混ざって50アップも釣れています。

■ 猛暑でも釣れる! ライトキャロライナリグ

今年は梅雨が明けていきなりの猛暑! 水位も減少して南湖のカレントはすっかり止まってしまい、沖合いのボディーウォーターがメインステージになってしまった。通常夏のパターンとして水通しの よい沖合いのウィードを狙い、そこに潜んでいる個体と回遊してくる個体をラバージグのリアクションで狙う、いわゆるウィードエリアでのラバージギングであ るが、今年は朝の一時だけ食ってきて後は知らん顔?というケース多い。

そこでフォローにライトリグということになるのだが、簡単で誰でもできるライトキャロライナリグを使うと反応がよく好調に釣れている。猛暑であるにもかかわらず調子の良いときは40アップ20本前後とそれに混ざって50アップも釣れてくる。

ただ、ライトキャロライナとは言っても、この手の釣りで一般的なスピニングタックルを使うのではなく、ベイトタックルを使ってやること、特にロッドにエアレギウス7を使うことで好結果が出ている。(エアレギウス7を使うメリットについては後述)

【 シチュエーション 】
沖合いのフラットなウィードエリアの4m前後で、ウィードラインのアウトサイド付近やまばらに生えている所を狙う。

【 アクション 】
キャスト後シンカーをボトムまで沈めて、ロッドをゆっくり横方向へストロークしながらウィードに掛かったら抜いてポーズを入れる、という動作を繰り返すのが基本。


ページトップ

■ ライトキャロライナリグ最大の注意点

キャロライナリグの特徴である横方向 に引く釣りでは、シンカーが重くなればなるほどウィードに掛かる摩擦抵抗が大きくなりイカリのような感じでウィードのダンゴになってしまう。逆にシンカー を軽くすればするほど抵抗は小さくなり、ウィ-ドの上を引いてくることになるのでしっかりコンタクトさせ難くなる。

というようにキャロライナリグは水深とウィードの密度を計算して適度な重さを見つけることが重要であり、それをすることによってバスの反応も違ってくる。

最大の注意点は、ボートの進行方向に対して横方向にキャストし、扇型の軌道を描くように引いてくること。このようにボートの後側でさばくようにすると広範囲を探ることができる。前方向に投げるのはタブーで、広範囲を探れないだけでなく、ラインがたるみやすくアタリも取り難くなってしまうので、必ず横方向にキャストすることが重要である。

ま た、風の強い時はドラッキングで対応する。この場合は後ろにキャストしてただロッドを持っているだけでよい。体力を使わないので私は「おじさんの釣り! (笑)」と命名しているが、バカにするなかれ、ナチュラルレイクでは必須の釣り方である。大物の実績も充分あると同時に、初心者の方に簡単に釣らせる方法 としてはかなり良好な手段である。


ページトップ

■ なぜベイトタックル? なぜエアレギウス7 ?

さて、なぜエアレギウス7なのか?であるが、これまでライトキャロライナはスピニングタックル主体でやってきたが、太いラインが使いにくいスピニングでは、ウィードに潜られてラインブレイクすることが多々あった。

そこで、このヘラクレス・エアレギウス7を使ったベイトフィネスの出番となるのである。ベイトタックルならスピニングタックルより太めのラインが使えるので、ラインブレイクが軽減され今までミスしていた大型サイズも獲りやすくなった。

ほかにも、「7フィート」・「レギュラーテーパー」・「MLパワー」のエアレギウス7を使うことで、

・軽いキャロライナリグをキャストしやすい
・横方向のストロークがやりやすい
・バスのノリがいい

等々のメリットがある。このライトキャロライナの釣りにおいては、70MLというスペックが、ありとあらゆることに意味を持つのだ。

また、このロッドに採用されている「マイクロガイドセッティングのメリットでは?」と感じているのが、バックラッシュしにくいということ。もちろんリールの性能にもよるが、ブレーキフリーで軽いリグをフルキャストしても全然大丈夫である。

※エアレギウス7について詳しく解説
↓↓↓
『沖田護 エアレギウス7・インプレッション』

これまでスピニングタックル主体でやってきたライトキャロライナリグの釣り。これからはエアレギウス7を使ったベイトフィネスシステムでどんどん攻められるので、大物をゲットできる確立がかなり増えたことは間違いない。
釣れない時の必需品、ベイトフィネス・ライトキャロをお試しあれ!!

■タックルデータ
ロッド:ヘラクレス HCSC-70ML エアレギウス7
ライン:バスザイル・マジックハードR 8lb
ルアー:4~5インチカーリーテール系ワーム
シンカー:3.5~5g
リーダー:50~60cm

■動画
【動画】「EG going!」 Vol.18 小林知寛・高梁川

佐藤順一の琵琶湖ガイド
スケジュール確認、ご予約は「リブレバスクラブ」
http://www.rivre.co.jp/bass/bass.htm
釣果情報は「佐藤順一オフィシャルブログ」
http://www.j-sato.com/blog/


ページトップ

関連記事

  • 関連する記事はありません