2011.12.29 (木)

佐藤順一、キャスティングジグで冬の爆発劇!

エバーグリーンプロスタッフ、リブレバスクラブ・プロガイドの佐藤順一です。
冬の爆発劇! 56cmを頭に53、50と50up3本に45クラスは10本以上、それまでの沈黙が嘘のように晴れてバイトが多発! これまで我慢してきたご褒美がもらえました!

釣り方はマイフェバリットである浚渫エリア(木ノ浜、下物)のラバージグなんですが、キャスティングジグの3/8ozと1/2ozを状況にあわせて使い分けていくというパターンです。そしてなぜキャスティングジグなのか?ということですが、それは大きすぎず小さすぎずという全体的なシルエットとフックサイズが、これからの時期にピッタリ!

【ウエイトの使い分け】
・バスが浚渫の浅い側からショルダー付近にいる場合⇒3/8oz
・バスが浚渫の深い側にいる場合⇒1/2oz

・食いが悪くできるだけスローにフォールさせた方が良い時⇒3/8oz
・速いフォールに対してリアクションで反応がある時⇒1/2oz

【チューン】
ただもう少しコンパクトに見せるため、私はラバーをフックのゲイプの部分で揃える様にカットしています。そして、冬のショートバイトでもフッキング率を上 げるために、ガードの厚みを半分から1/4にカットしています。ウィードも枯れてあまりないので、ウィードが邪魔にならなければどんどんガードを減らして いきます。


【アクション】
夏場のようにウィードを激しく切りながらのアクションではダメ! 水温が低くなっているのでこれではバスはついてこれません・・・なのでロッド全体で動か すのではなく、リストを使ってロッドティップだけで細かく、しかもシャープに動かすのがコツ!! 極力移動距離を抑えて2~3回ボトムバンプさせる要領で す。

そして、アクションとアクションの間はしっかりポーズを入れることも肝心。ラバージグで釣れない人はここを雑にしているケースが多いですよ! 特に激タフになった時は、ポーズ~アクションを始めるのをあと3秒だけ我慢してみてください。それで反応する時がありますよ!

【ロッド&ライン】
ロッドは軽くて扱いやすいヘラクレス・ヘラクレス

ラインはバスザイル・マジックハードR 12lb。特にラインは細く感じるかもしれませんがこれで十分! レコードの67cmは10lbラインで釣りましたから。

私のラバージグ、テキサス用はこのスタイルで統一しています。

狙う場所を絞るのに重要なのはベイトの 存在です。現在、各浚渫エリアで多くの魚影が確認できますが、色んなところを攻めてみてアタリがあるのは、やはりベイトが回遊しているところ。寒くなりま したがセオリー通りで、「ベイトの居ないところにはバスも居ない」というわけですね。

寒い冬のバスフィッシングはつらいところもありますが、ラバージグの勉強の場と考えるならこんないい季節はありません。たまにこんな爆発劇もあるんですから。やっぱり琵琶湖は止められまへんな!!

■タックルデータ
ロッド:ヘラクレス HCSC-69H ヘラクレス
ライン:バスザイル・マジックハードR 12lb
ルアー:キャスティングジグ3/8・1/2oz

佐藤順一の琵琶湖ガイド
スケジュール確認、ご予約は「リブレバスクラブ」
http://www.rivre.co.jp/bass/bass.htm
釣果情報は「佐藤順一オフィシャルブログ」
http://www.j-sato.com/blog/



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