2013.04.30 (火)

佐藤順一 キャスティングジグ・シリコンラバーモデルで琵琶湖のプリスポーン攻略

こんにちは。エバーグリーンプロスタッフ、リブレバスクラブ・プロガイドの佐藤順一です。

琵琶湖では、いよいよバスの動きが活発になってきました。大潮のタイミングで動きがあり、群れが産卵場に入って来ています。

今年も去年と同様、西岸はウィードがほとんどなく、東岸の下物を中心とした浚渫エリアに多くのバスが集まっています。浚渫のブレイクライン&枯れ残っているウィード&ヒウオという3つの要素が重なる場所はさらに多くのバスをストックしています。

大潮のタイミングが来ると浚渫の台地の上で産卵行動に移るのですが、なかにはブレイクライン上でそのまま産卵するバスもいるので、ブレイクラインをなめるように引けるラバージグの釣りがランカーキラーとして威力を発揮、実績をあげています。

そのうえウィードが少ないことも手伝いラバージグが引きやすくなっており、釣果が上がる要因にもなっています。メインに使用しているラバージグはシリコンラバーモデルのキャスティングジグ。シリコンラバーモデルはファインラバーオリジナルモデルよりフレアの水押しが強くアピール抜群です。

3月には、お昼から55cmを頭に50cm前後が6本! あっという間に10kg越えしたこともありました。4月に入ってからも好調でガイドのゲストさんにも60アップを含めて多くのビッグバスを釣ってもらっています。

 
磯村さん(左)、宮本さん(右)この日は超爆発!! 57cmを頭にプリの50アップ8本他40アップも多数キャッチ!
 
松宮さん(左)は50アップ連発! 秋山さん(右)は、なんと64cm!!恐るべしキャスティングジグ・シリコンラバーモデル!!
【トレーラー】

トレーラーは、あまり大きいとミスバイトする確率が増えるため、キッカーバグ 3.5インチをメインに使っています。

  キャスティンングジグ シリコンラバーモデル + キッカーバグ 3.5インチ

このワームは去年の発売以来ジグのトレーラーとしても実績がありますが、その要因としてあげられるのが、ワーム自体の匂いやバスが興味をそそるマテリアルの質感と、テールに重心があることからくる小さいアクションでもよく動く動きの良さ。チョン掛けすると更に良く動いてくれます。

それと、今年のニューモデルであるダブルモーションでも早くも実績が出ており、これからが楽しみです。

  キャスティンングジグ シリコンラバーモデル + ダブルモーション 3.6インチ
【アクション】

今年の傾向として「小刻みなボトムバンピングを2~3回&しっかりポーズを入れる!」でワンアクションの移動距離を極力少なくした方がいいようです。

今年は暖かくなったり寒くなったりが極端で気温の変化が激しいことからか、それほど活発にルアーを追わないので、雑なアクションではヒット率が下がります。慎重に確実にアクションした方が良いでしょうね。

【ウェイト&チューニング】

1/2ozを使うことが多いです。今年はウィードが少ないので、確実にボトムを取りながらテンポ良くアクションできるこの重さを多用していますが、もしウィードが多いエリアや、バスの活性が低ければ軽めの3/8ozの方が使いやすく、反応も引き出せると思います。

  左:チューン前
右:チューン後

ブラシガードは厚みを半分にカットし、それでも食いが悪くミスバイトするようであればスカートをカットして使用しています。食いが良い状態や超大物狙いでは、スカートは切らずにそのまま使用しています。

参考にしてみて下さい!!

■タックルデータ
ロッド:ヘラクレス HCSC-69H ヘラクレス
ライン:バスザイル・マジックハードR 12lb
ルアー:キャスティングジグ シリコンラバーモデル 3/8oz、1/2oz
ルアー:+ キッカーバグ 3.5インチ、ダブルモーション 3.6インチ

ガイド予約:佐藤順一の琵琶湖ガイド「リブレバスクラブ」
釣果情報:「佐藤順一オフィシャルブログ」


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