2015.03.18 (水)

佐藤順一 琵琶湖で春バス開幕!
ロングビルミノーに良型のプリスポーンバスが好反応

こんにちは。エバーグリーンプロスタッフ、リブレバスクラブ・プロガイドの佐藤順一です。

今シーズンの冬は例年になく長くて厳しい冬になりました。「俺まだ坊主やねん……涙」という会話を幾度したことか! 皆さんの中にもたくさんそんな方がいたはず。そんな状況が長く続いた琵琶湖にも春の兆しが見え始め、現在ナイスコンディションなプリスポーンバスが釣れています!

タフな状況も2月に入ると変化が現れ始めました。水温はまだ低いものの、日照時間や大潮の絡みでバスのスイッチが徐々に入り出し、北湖から南湖エリアへバスが移動してきているのが日に日に感じられるようになりました。さらに、2月の後半になり暖かい日が時折り来るようになると、早春らしいバスの反応が確実に増えてきました。

春の陽気が日に日に増す中でメインで使っているのがロングビルミノーであるLBローラーです。

今年は特に反応が良く、ガイドに出ると毎回LBローラーを巻いています。ロングビルミノーをゆっくり止めながら巻くのが、まだ低水温であるこの季節の定番の狙い方であり、コツになります。

狙いのシチュエーションは、沖合いの水深3~4mのフラットエリアもしくは浚渫のブレイクラインで、いずれもアユの稚魚である氷魚(ヒウオ)がいることが不可欠であり、魚探に氷魚の反応があるところが鍵になっています。

 
ガイドゲストの山田さん(写真左)、蓮さん(写真右)もLBローラーでプリスポーンバスをキャッチ。
使い方は主に、3回巻いて3秒待つ!! を繰り返します。キャスト後、最初は10回くらい速巻きしてある程度の水深まで素早く到達させて、その後ゆっくり3回巻いて3秒待つ、を繰り返してゆっくり引いてくるという具合です。また、ロッドを横へゆっくり動かしてルアーを泳がせて止める、を繰り返すポンプリトリーブも有効です。

アタリの7割くらいはポーズ後の次のアクションと同時に重くなりますが、ポーズ中に軽くツン! と手元に伝わってきたり、ラインだけ小さく走ったりするアタリもあります。

さらに、タフな状況では5秒くらいルアーを止めるのも効果的です!! タフになればなるほどポーズの時間を長く取ることで、食い気のないバスをじらしてバイトを誘発することができます。

そして、上で説明したアクションで反応が得られない時はトゥイッチングで仕掛け、リアクションで食わしてしまう方法がいい場合もあります。使い方は、2回シャクって止めて、次は3回シャクって止めてという具合にシャクる回数を増やしていき、5回までいったらまた2回に戻って同じように繰り返します。参考までに!!

LBローラーはスローフローティングに設定されており、止めるとゆっくり浮上するアクションが効果を発揮してくれます。また、ウィードに掛りやすいシチュエーションでは浮力を生かして外しやすいので、釣りやすくなるのもLBローラーの特徴ですね!!

しかし、時として完全にサスペンドさせないと反応が鈍い場合があります。その場合は写真のようにシンカーを貼ってチューニングしたものを使っています。シンカーの重さは約0.2gから0.25gでサスペンドします。更に深い水深をトレースしたい場合は、0.5g前後のシンカーでチューニングし、スローシンキング設定にして使っています。

ちなみにLBローラーはオカッパリでも有効で、港の岸壁のような垂直なポイントでテクトロで止めながら引くと効果的!! この方法で大型サイズが釣れておりますよ!!

まだ寒の戻りで寒い日があると思いますが、ブリブリのレプリカのようなプリスポーンバスをキャッチできるのは今がチャンス!! LBローラーを使って春らしい釣りでビッグバスをゲットしてください!!

 


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