2016.01.06 (水)

大西健太 冬の琵琶湖メインパターン、シャッド&メタルバイブ 
超定番ルアーはスーパースレッジ、ウルトラスレッジ、リトルマックス!

新年あけましておめでとうございます。エバーグリーンプロスタッフ、琵琶湖OKガイドサービスの大西健太です。今年も全力で何事も楽しんでいきたいと思いますのでよろしくお願いいたします!

今冬も大活躍中のスーパースレッジ&ウルトラスレッジとリトルマックス!真冬でも安定した結果を出せるこれらのルアーは僕も絶対的に信頼しています。必ずと言っても良いくらい晩秋~冬の間はメインパターンになりますね!

でも、なぜこれらのルアーの反応がそこまで良いのか? これらのルアーに共通点ってあるの? もちろん、シャッドとメタルバイブなので見た目は全く違いますが、晩秋~冬になれば両ルアーともバスからの反応は上がっていき、他を圧倒するような釣果を出せるようになるのです。

そもそも冬のバスって来たらデカい!!っというイメージがありますが、それはそういうバスを狙った釣り方&シチュエーションにこだわってやりきるからこそ出る結果。サイズの小さいバスは冬の寒い環境だと動きが鈍くなりバイトチャンスが減るし、だったらデカいの狙いで一発くるかどうかの勝負に賭けよう!!っというのが冬の一発デカバス狙いのゲーム。これも冬の醍醐味なので楽しいし、実際僕もよくやります。笑

ただ、それだけだとバスをキャッチできる確率は減ってしまうので、ガイドでゲストの方にバスをキャッチしてもらうのに、サイズにこだわらず狙いにいく展開も僕はよくやります。冬でもエサを求めて動いている数少ないデカバスではなく、動きは鈍いけど数が多い越冬系バス(もちろんデカいのが混じることもあります!)を狙いにいくのですが、実際そんなバスでも1日の中での状況によって捕食反応があります。

そういった状況で、スーパースレッジ&ウルトラスレッジリトルマックスの強みが生きてくるのです。


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■ 釣れる理由とアクションを最大限に引き出す最適なロッドセレクト

その理由として僕が思うにまず、シルエット!というよりも見た目のサイズですね。スーパースレッジ&ウルトラスレッジもリトルマックスも一口サイズで食いやすい。このサイズだから冬の低活性バスでも口を使いやすく、なおかつバスのサイズも選ばず獲れるのです。

それと、ルアーの動きのクオリティが高い!

スーパースレッジ&ウルトラスレッジは動きのレスポンスがかなり良く、ダート幅や移動距離などロッドワークに機敏に反応してくれるので非常に扱いやすいのが特長。また、フラッシング効果もありますし、ポーズ時のシルエットや姿勢もナチュラルでバイト誘発力も極めて高い!

特にヘラクレス・ブラックレギウスのコンビだとアクションがつけやすく、操作感は他のロッドより格段に向上します。ジャークしやすい長さとジャークしたときにルアーの重みをしっかり感じることができるレギュラーぎみのテーパーのブラックレギウス、僕的にスーパースレッジ&ウルトラスレッジにはマストアイテムです!

リトルマックスは基本リフト&フォールのアクションですが、リフトの時にしっかり水をかんでブレずにブルブルと手元に伝えてくれます。この動きはバスにルアーの存在を気づかせたり、ウィードを外したり、操作感の向上に繋がるのでかなり重要! フォールはイレギュラーに素早く落ちたりスパイラルに落ちたりとバスにスイッチを入れてくれます!

ロッドはヘラクレス・ヘラクレスLTS。Hというパワーを持っているのでウィードを切ることも容易。普通のHのロッドだと、針掛かりが浅くなりやすい冬場、掛けてからの身切れの心配がありましたが、このヘラクレスLTSだとロッド全体が無理なく曲がってくれるので身切れの確率がかなり低くバレも少ない! さらに感度がズバ抜けて良いので、ブルブルが感知しやすく操作感も向上!


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■ 1つのルアーでリアクションから喰わせまで演出できるので釣れるバスが増える

スーパースレッジ&ウルトラスレッジとリトルマックスが持つ動きで僕が重要視している部分や、それを引き立てるためのロッド選びはこんな感じです☆が、もうひとつ重要視していることがあります。

それは、1つのルアーで喰わせにもリアクションにも対応できるということ。イメージ的にスーパースレッジ&ウルトラスレッジは喰わせ、リトルマックスはリアクションというふうに捉えられがちですが、実際は、意識的にアクションを変えていくことで喰わせ、リアクション両方の使い方ができます。

スーパースレッジ&ウルトラスレッジなら、イレギュラーアクションやフラッシングをジャークの強さや幅、はたまたポーズの時間を変えることでコントロールしたり、ジャークせずにズル引きしたりすることでリアクションから喰わせのアクションまで対応。

リトルマックスなら、リフト&フォールのスピードや高さをロッドワークやラインテンションでコントロールしたり、ボトムやウィードの上などにステイさせて喰わせるなんて手を使うことでリアクションから喰わせまでのアクションを演出できます。

そして、その日のバスの反応を見ながら、リアクションを意識して1キャスト中に大き目のダートを多く入れたり素早いリフト&フォールを繰り返したり、喰わせを意識して移動距離を抑えた弱いジャーク&ポーズを多めに入れたりズル引きしたりと、状況に応じて意識的にアクションを変えていくことで、釣れるバスが増えます!

それも、上でも書いたように、スーパースレッジ&ウルトラスレッジもリトルマックスも元々の動きのクオリティが高いからこそできること! 結果、それが安定した釣果に繋がっているのです。まぁ一言で言うと、本当良く釣れますよ!ってこと。笑

「もう使ってますよっ」という方はリアクションor喰わせを意識した使い方でさらなる釣果アップを、また、「まだ使ったことがない」という方は一度ぜひ投げてみてくださいね☆

■タックルデータ
ロッド:ヘラクレス HCSS-64ML ブラックレギウス
ライン:バスザイル・マジックハードR 5lb
ルアー:スーパースレッジウルトラスレッジ

ロッド:ヘラクレス HCSC-69H-LTS ヘラクレスLTS
ライン:バスザイル・マジックハードR 14lb
ルアー:リトルマックス

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