2013.10.16 (水)

大西健太 年中有効! ツイスティンビーバーの使い方

みなさんこんにちは。エバーグリーンプロスタッフ、琵琶湖OKガイドサービスの大西健太です!

ついにデビューしたツイスティンビーバー!! 今までになかったタイプのワームなので開発には時間が掛かりましたが、本当に釣れる、自信の持てるワームができました!

こだわりのパーツやコンセプトは前回のレポで説明しましたが、その動きを最大限に生かせる釣り方やパターンもやっぱり気になるところ!っということで今日はその辺りのお話をさせて頂きます☆OK☆

■ バスの動きが鈍い時のカバー撃ち・パンチングに最適なワーム

まずは前回も触れているように、ツイスティンビーバーを開発するきっかけとなった釣りが重たいシンカーを使ったHTX(ヘビーテキサス)でのカバー撃ち。琵琶湖で言うと、フローティングマット、ヒシモなどのパンチングやカナダモドーム、エビモパッチなどのグラス撃ちです。

で、カバーの釣りと言えば、極力ワームのパーツを省いてすり抜け性能を良くした、どちらかというと動きが少ないワームで速いフォールで食わせるのが主流なのですが、確かにそれも釣れます。特に夏前からのカバーにギルも入っている状況では、バスもやる気MAXなので素早いフィールスピードでもガンガン追いついて食ってきてくれます。

でも水質悪化や水温低下など、バスの動きが鈍くなる状況では反応させづらくなりますよね。シンカーをより重くしてリアクション効果を高めて口を使わすという手もありますが、動きが少ないワームをつかっているのでワーム自体はバスを呼ぶ力は少ない。そのため、ピンポイントでバスがいる場所へ落とせれば良いのですが、的を外せばフル無視となってしまうのです。

今までカバーの釣りをしていてそんな状況が多々あったので、カバー内でもバスに誘いが効き、バスを呼ぶ力がある、今までの主流とは逆の発想のワームってないかな~ってことで欲しくなっていろいろ考え始めたのがツイスティンビーバーを生みだすきっかけとなったのです!

そして、アピール力があって誘いが効くというコンセプトを持って生まれたツイスティンビーバー

なんといってもパドルの動きが特徴的で、フォール中のツイストバタバタアクションからの倒れ込みの動きで、バスに存在を気づかせて寄せて喰わせ込むので、状況の良い時はもちろん、低活性でバスの動きが鈍い時でも、どちらでも口を使わせることができるのです。さらに、それら一連の動きをツイスティンビーバーが自発的に行ってくれます☆

タックルは、マットカバーでのパンチングではロッドはヘラクレス・アクテオンバスザイルPE・フリップ&フロッグ65lbのセット。シンカーはE.G.タングステンシンカー1oz以上、フックはヘビーワイヤー3/0以上と対ヘビーカバー使用の超パワー系タックルで挑んでください!


カナダモドームやエビモ群などもロッドはアクテオンでOKですが、ラインはバスザイル・マジックハードR 20lbで挑みます。シンカーはE.G.タングステンバレットシンカーの17.5g、21gメインで、ウィードが濃い場所ではE.G.タングステンシンカー1oz(28g)という感じで使い分けています。

いずれにしても、ツイスティンビーバーにはヘビーシンカーを組み合わせるほどフォール中のパドルテールのバタバタアクションが凄くなりますよ~☆

1つ注意点としては、バタバタアクションをしっかり出すためにも、カバーに入ったらフリーフォールで落とすこと。ラインテンションがかかると落ちる力が抑えられるので、綺麗なバタバタを出すためにもテンションフリーです。

そしてボトムに着底したら、基本2~3秒ほどステイ。この間にパドルがフラフラ~っと倒れ込みます。次に一度リフトして天井に当ててそのまま2~3秒ステイ。これで喰わなかったらもう一度そのまま落としても良いし、違う場所を撃ち直しても良いし、というのが基本動作になります。

で、フォール~ボトム~天井とカバー内でその日のバイトが集中するポイントをつかめれば、重点的にその部分を狙って下さい☆

ツイスティンビーバー×ヘビーテキサス 大西健太カバー撃ちロッド操作
素早いフリーフォール~一瞬のステイを入れた後のロッドアクションによる誘いまで、大西健太のロッド操作。

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■ 年中釣れるツイスティンビーバーの代表的パターンを紹介

カバー内での釣り方はこんな感じなのですが、実際テストを繰り返していくうちに、「このアクションは他のリグやシチュエーションでも活躍してくれる!!」っと思い試してみた結果、やっぱりかなりの釣果を叩き出すことができたんです!

特に効いたのが、3/8~1/2ozジグのトレーラーとしての使用や、1/4〜3/8ozバウヘッドという可動式フットボールJHとの組み合わせです。これらのリグでもツイスティンビーバーのフォールのバタバタ~倒れ込みアクションとの相性が良く、釣れるパターンを確立できました!

【ラバージグ×ツイスティンビーバー】

まず、ジグのトレーラーとしての使用では春先のアシ撃ち。冬~春先にかけて体力のあるデカい個体がまず動き出すのですが、シャローカバーについていて、水温が上がるなど条件が良くなったタイミングで捕食を行います。

そんな場所をジグで狙い撃つのですが、その時のトレーラーにツイスティンビーバーを使用すると、水深が浅くてもフォール~リフトした時にパドルが大きく動くので狭い範囲でもアピールが効きます。

また、冬明けは少し水質が濁っていることが多いのですが、水質が濁っていてもパドルの動きで存在感が出せます。

そして倒れ込み時にバイト! もう今説明したまんまで、ジグをキャストしてステイさせているといきなりラインが走っている!!っというのが多かったです。


【フットボールジグヘッド×ツイスティンビーバー】

この喰い方はスポーニング絡みのバスが差してくる沖のコンタクトポイントでも同じでした。沖のコンタクトポイントでは、狭い範囲をより細かく探れて誘いを入れることを意識して、僕が作っているバウヘッドという可動式フットボールJHで攻めていました。

お互いの相性が非常に良く、ツイスティンビーバーの喰わせの動きをさらに引き立ててくれるのです!

この組み合わせにすると、ボトムバンプ等のアクションでも移動距離を抑えられ、ワームの動きの自由度が上がり、凄まじい釣果になりましたね~! コンタクトポイントとなるスポットに落としてステイさせているとコンッと喰ってきます!w

フォールやリフトのアクション後のステイ中の倒れ込みが喰わせの間になるというのは、今日説明している釣り方全部に共通しているので、ズル引きなんかよりもボトムバンプ等、リフトしてフォール~ポーズというアクションがツイスティンビーバーでは有効ですね。

OKガイドゲストの田口さん(写真左)、長谷川さん(写真中)、金子さん(写真右)。ツイスティンビーバーで50upをキャッチ!

もちろん、上記のアクションで反応するということは、お気づきの方もおられると思いますがリアクションラバージグ(跳ねアクション)などの釣り方でも有効です。そのため今年は春先から今までず~っと釣れ続き、単日でロクマル含む50アップ×15本という爆釣劇が起こったことも!!! ハマった時の爆発力、ハンパないです!w

ツイスティンビーバー×フットボールヘッド 大西健太 跳ねアクションロッド操作
手前への移動距離を抑えてワンキャストに時間をたっぷり掛ける大西健太のロッド操作。

ラバージグやバウヘッドでの使用タックルですが、ロッドはヘラクレス・ヘラクレスヘラクレス7などのHパワーのものがオススメです! ラインはバスザイル・マジックハードR 16lb、フックはオフセット3/0が操作性と強度を考えるとベストですね☆


かなり長くなってしまいましたが、それだけ1年を通じて有効な時が多く、シチュエーションも問わず使えるということです。ツイスティンビーバーの爆発力を皆さんもぜひ体感して下さい☆OK☆

■タックルデータ
【マットカバー・パンチング】
ロッド:ヘラクレス HCSC-74X アクテオン
ライン:バスザイルPE・フリップ&フロッグ 65lb
ルアー:ツイスティンビーバーE.G.タングステンシンカー 1oz(28g)

【ウィード・ヘビーテキサス】
ロッド:ヘラクレス HCSC-74X アクテオン
ライン:バスザイル・マジックハードR 20lb
ルアー:ツイスティンビーバーE.G.タングステンバレットシンカー 17.5〜21g

【アシ撃ち】
ロッド:ヘラクレス HCSC-70H ヘラクレス7
ライン:バスザイル・マジックハードR 16lb
ルアー:リアクションフットボール 3/8〜1/2oz+ツイスティンビーバー

【リフト&フォール】
ロッド:ヘラクレス HCSC-69H ヘラクレス
ライン:バスザイル・マジックハードR 16lb
ルアー:ツイスティンビーバー+バウヘッド 1/4〜3/8oz


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