2017.08.07 (月)

木下彰 夏の風物詩 チヌトップ 今夏もウェイクマジック大活躍!

こんにちは。エバーグリーン・ソルトプロスタッフの木下彰です。

夏らしい青空の下、トップゲームでチヌを狙いに行ってきました。

まずは、昨年に実績があったゴロタ混じりのシャローな磯場に。岸際にはまだまだホンダワラ系の海草が繁茂していて、なかなか狙いたいスポットをタイトに攻められない感じです。

延々3kmほどアップダウンの激しい磯場を水に浸かりながらうろちょろするも、バイトどころかチェイスも確認できないといった状況。

夏の日差し降り注ぐ陸の上とは違い、海の中はまだまだ季節が遅れている様子です。そこで、条件の異なるポイントへ移動することに。

移動先は、20~30m沖にブレイクがあり、そこそこ潮通しの良いサーフエリア。一投目、ブレイクの向こう側から引っ張ってきたウェイクマジックの真後ろに、真っ黒な個体が一匹、一定の距離を開けて付いてきます。

岸から10mのところで一旦ステイをいれて、軽いトゥイッチとポーズを入れながらバイトを誘います。数回の甘噛みの後、テールのティンセルをくわえる様に引ったくっていったのは、35cmくらいのやや小振りのチヌ。超接近戦での焦がれるような食わせの攻防がたまりませんね。

手早くリリースし、数10m移動して足場が砂から小振りのゴロタに変わったところで再びヒット。沖のブレイクラインの真上辺りで控え目にバイトしてきました。

ここでさらに少し移動して、別のサーフエリアへ。こちらも魚との間合いがわずか2~3mの超接近戦。ヒットしてからも距離がほとんどないので、クラッチを巧みに操作してのやりとりがとてもスリリングです。

その後も数多くのもチェイス、バイトはあれど、なかなかランディングまで持ち込めず、納竿。深いバイトを得る為のアクションや、ミスバイト後のフォロー、フッキング位置が悪い場合のリカバリー方法など、考えることは多く、まだまだ楽しめそうです。

今回も活躍してくれたウェイクマジックは、魚を引き寄せる力があるため、目に見える狙い所が少ない広大なサーフやゴロタを効率よくサーチすることができるルアーです。

また、今回は水深が深い所でもチヌを水面まで誘い出してくれました。

ウェイクマジックは魚を魅了する力が強く、今回の釣行でも、フッキングミスしたチヌがもう一度追いかけてきてそのまま再アタックしてきたり、目の前数mの至近距離で何度も何度も激しくバイトしてくるといったシーンを数多く楽しむことができました。

そして、今回はウエットウェーディングスタイルということもあって、E.G.フローティングベストを着用しての釣行でした。

固形浮力体入りタイプのE.G.フローティングベストなら、ウェーディング中に万一転倒してしまっても、目に鮮やかな黄色のエリザベスカラーに変貌を遂げてその場で釣り終了となる可能性を回避することができます。

また、自動膨張タイプに比べ、固形浮力体入りタイプは転倒の際多少の体の保護にもなりますし、牡蠣やフジツボなどで気室が破損する心配がありません。

その他にも、ベストの前側が非常にスリムなので、ポケットが大きいベストに比べてロッドワークを妨げにくく、トゥイッチを多用するチヌトップにおいても快適にルアーを操作することができました。

■タックルデータ
[ロッド]ソルティセンセーション PSSC-82T ゲームファインダー
[ライン]PE0.6号
[リーダー]バスザイル・マジックハードR 10lb
[ルアー]ウェイクマジック

■木下彰ブログ:ひとりぼっち釣行記


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