2012.05.28 (月)

木下彰 Dアタッカー+ジャベリンジェットでデカメバル連発!

こんにちは。エバーグリーン・ライトゲームプロスタッフの木下彰です。
そろそろ産卵から回復しているであろうメバルを狙いに、地元山口の有名ポイントへ釣行しました。

■ フロートリグで数は出るものの・・・

このポイントはサーフに隣接した波止で、足元のブレイクから一気に水深が深くなっており、潮の流れが速く複雑なのが特徴です。事前に入手した情報では、餌釣りで一晩で20cm手前が「おかずになる程度」釣れたという状況だそうです。

ポイント到着時にはほとんど潮が流れておらず、ボトムのストラクチャーやブレイクなどの地形変化を攻めても10~15cmのメバルがわずかに反応する程度でした。21時を過ぎ、沖の流れに引っ張られ、手前の潮が流れ始めたころに状況が一変。波止の外灯が作る明暗の境目でポツリポツリとライズが始まりました。

ソルティセンセーション・ワイルドカードを使用してフロートリグをキャストすると、18~20cmくらいのメバルが面白いように反応してくれます。フロートを通す流れの筋やレンジを変えながらサイズアップを狙いますが、手前に浮いているメバルはほとんどが同じサイズです。

  フロートリグでは数は出るがサイズが伸びない・・・

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■ ジャベリンジェットのリフト&フォールでサイズアップ

そこで狙いを変更。沖に流れる本流のボトムを探るため、ロッドをソルティセンセーション・Dアタッカーに。沖の潮流は速く、3g程度のジグヘッド単体ではボトムまで沈めることができないので、ルアーはジャベリンジェットの5g

私がジャベリンジェットを使用してアジ、メバルを狙う際に多用するアクションのひとつに、ショートジャークでジグをリフトさせてから、ヒラをなるべく打たせないようテンションをかけながら、垂直にフォールさせて口を使わせるというのがあります。

今回もこのアクションが効果的だったようで、ジャベリンジェットの遠投性能を活かして広く深く探ると、手前の表層よりもひとまわり大きなメバルが好反応を示してくれます。

数匹キャッチした後、さらなるサイズアップを狙って激流のボトム付近を探っていると、一箇所だけ妙に抵抗が軽くなるポイントを発見。ジャベリンジェットを流れに乗せて丁寧に送り込むと24cm、25cm、27cmと、このポイントのアベレージサイズを大きく超えるメバルをキャッチすることができました。

 

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■ ラインテンションのコントロールが重要 そのためには・・・

このメソッドで特に重要なのは、ラインテンションのコントロールです。ラインテンションを抜き過ぎないようにコントロールしながらティップを送り込みフォール速度を調整することで、食わせの間を作ることが可能になります。

テンションの強弱でジグのフォール速度を調整することはもちろん、アジやメバルのアタリの多くはフォール中に出ますので、テンションコントロールを誤るとアタリを感じとることができなくなってしまいます。

  ラインテンションを自在にコントロールするためにメタルジグにもソリッドティップロッドを使う
ラインテンションを自在にコントロールするためには、しなやかなティップを持った軽量なロッドが必要になってきます。

「メタルジグ=遠投」というイメージからソルティセンセーションでも長めのライトタフマークスマン(チューブラーティップモデル)を選択したくなると思いますが、私は、状況によってはメタルジグにもソリッドティップモデルが扱いやすいように感じます。

今回は遠投が必要で、水深が深く、流れも速いポイントであったためソルティセンセーション・ソリッドティップモデル中で最も長くパワーのあるDアタッカーを使用しました。

ですが、近距離のアジング、メバリングで使用するのであれば、ソリッドティップモデルでも少し短めの
スーパーセンサーリンバーティップを選択することで、より繊細にラインテンションをコントロールすることができると思います。

■タックルデータ
ロッド:ソルティセンセーション PSSS-70S Dアタッカー
ライン:PE0.3号
リーダー:バスザイル・マジックハードR 5lb
ルアー:ジャベリンジェット 5g

■木下彰ブログ:ひとりぼっち釣行記


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