2016.02.15 (月)

数野達也 冬の東京湾 コノシロパターンでビッグベイト・ティンバーフラッシュが炸裂!

こんにちは。エバーグリーンシーバス・プロスタッフの数野達也です。

東京湾では昨年11月中旬から始まったコノシロパターン! 今回は、そのコノシロパターンに効くティンバーフラッシュの使い方をご紹介したいと思います。

さて、ティンバーフラッシュでコノシロの群れに付いているシーバスを狙う際に、もっとも重要なことがあります。それは、シーバスが好んで捕食している「群れからはぐれたコノシロ」をうまく演出してやること!

例えば、群れが水面に浮いてピシャピシャとライズしているような時は絶好のタイミング。コノシロが一瞬群れを抜け出し水面に向かうタイミングがシーバスたちの捕食のチャンスとなっているからです。

そんな時は、ライズしているコノシロの群れの脇にティンバーフラッシュをキャスト。竿を立て、ゆっくりと水面をリトリーブ。時折軽くトゥイッチを入れ、テールを使って水をピシャピシャと巻き上げてやれば、群れからはぐれてライズするコノシロをバッチリ演出可能。周囲にシーバスがいればたまらず飛びついてきますよ!

そして、コノシロの群れが沈んでいる時は魚探に映る情報をもとに周囲にシーバスが付いているかを判断していきますが、帯状に映る群れの反応が割れたり、いびつになっていればシーバスが付き捕食を行っている可能性が高くチャンスです。

そういった場合は、群れの真上をトレースするようコース取りしてキャストし、基本はライズしている場合と同じでゆっくりとしたただ巻き。そして時折大きめのトゥイッチを入れ、軽いポップ音&ダイブで誘います。

その動きや音はまさに群れから孤立し水面でのたうつ弱ったコノシロそのもの! 沈んだコノシロの群れのさらに下、例えば水深10m前後に潜むシーバスでも、高いアピール力を持つティンバーフラッシュなら十分射程圏内。やる気満々で水面まで喰い上げてきます。


(もちろん、シーバスが水面まで出にくい状況や、波風の影響で水面でのアピールが有効でない場合もあります。そんな時はエスフラットなどの沈むルアーを使ってより深いレンジを攻めてやるとより良い釣果につながるかと思いますよ。)

【エスフラットでの釣果報告】
■数野達也 東京湾ボートシーバス
ビッグベイトを使ったコノシロパターンで良型をキャッチ!

■数野達也 シーバス
コノシロパターン好調 エスフラットのテールは断然イエロー!

■数野 達也 シーバス
ビッグベイトで好釣果! コノシロパターン開幕!

タックルは、アバンギャルド・グランフューリーマジックハードR 16lbの組み合わせがメイン。グランフューリーはボートでも取り回しが良いレングスと、ルアーの飛距離、操作性、ファイト時の大型シーバスとのやり取り等、何をとっても抜群でこの釣りにはかなりオススメです。

ちなみに、ティンバーフラッシュには写真のようにウエイトを貼って使用。重心を安定させ、ゆっくりとしたただ巻でもさらにしっかり水の噛むよう浮力やバランスを微調整しています。ウッド素材のルアーは高浮力でアクションもすごく良いのですが、どうしても個体差があるので自分の使用法に合わせてチューンしてやると良いでしょう。

現在終盤を迎えている東京湾のコノシロシーズンですが、今から来季が楽しみです♪ また、今回ご紹介したような使い方なら、コノシロ以外でも大きめのベイトを捕食しているシチュエーションでかなり効くのでは!?と考えていますので、冬のコノシロパターンのみならず春・夏・秋と様々なシチュエーションで試していきたいと思います。

■タックルデータ
ロッド:アバンギャルド ZAGC-73 グランフューリー
ライン:バスザイル・マジックハードR 16ポンド
ルアー:ティンバーフラッシュ

■数野 達也ブログ:東京湾 BOAT SEABASS 釣行記


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