2013.08.12 (月)

狐坂隆人
真夏の日中にC-4ジグ+ビビッドテールのスイミングで大爆発!!

エバーグリーンフィールドスタッフの狐坂隆人(コサカ タカト)です。

真夏の池原ダムにてC-4ジグビビッドテールで、今まで池原では経験したことがない凄まじい状況に遭遇しましたので報告いたします。

その日は年1回のチームのペアトーナメントで、今回は後輩のKくんと同船することとなりました。事前情報で非常にイージーにバスをキャッチできるとの情報をつかんでいたのですが、前日から状況が一変しバスの活性が落ちたようで、当日もかなり渋い状況になっていました。

■ ルアーローテーションの末たどり着いた1本目

まずは、バスが「縦」と「横」のどちらの動きに反応するかを確認するため、白川筋/前鬼筋インターセクションに向かいました。ここは水通しが良く、この時期、岩盤にバスがサスペンドするためフォール系への反応をみる格好のエリアなのです。

しかし、岩盤や立木にピッチンスティックをキャストするも反応が無く、「縦の動き」を切り捨て、「横の動き」の検証に白川筋を上っていきました。

最初はシャワーブローズのストップ&ゴー。次にバブルトルネードで一定スピードへの反応確認をしましたが反応なし。レンジを下げてDゾーンLBローラーへとシフトしましたが、これも無反応。次にフラッシングへの反応をみるためにM-1インスパイアミノーにチェンジし、やっとチェイスを確認することができました。

チェイスしてきたバスの様子から、深いレンジから上がってきていてルアーを追いきれていないことを確認できたので、少し遅い動きのルアーをバスが出てきた濁りの境目付近(約3~4mライン)に通すことにしました。

とりあえずレンジを絞り込みたかったので、Kくんにはボウワーム8インチのネコリグで岸から徐々にディープへとレンジを落として反応をみてもらうようにし、私はC-4ジグビビッドテールをスイミングさせ、引き続き「横の動き」への反応を確認することにしました。

すると間もなく、私のヘラクレス・ブラックレギウスのティップがグンッと曲がりました。大事な1本目ということや、ネットが無かったためハンドランディングを余儀なくされていたことから慎重なやり取りをしてバスをキャッチ! 1本目としては嬉しい45cmのバスでした。


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■ 1本目と同様の釣り方で50アップ含め爆釣!

さらに、同じように濁りの境目(3~4m)直下をスローにC-4ジグ+ビビッドテールをスイミングさせると、根掛かりしたようにロッドが曲がりました! ロッドの曲がり方から先ほどのバスよりデカい事を確信し、立木に絡まれないようKくんに沖へとボートを移動してもらい、さらに慎重にバスを寄せてキャッチ! 先ほどよりもさらにデカい50アップのバスでした!

ここからもう止まりません! C-4ジグをスイミングさせていると、ティップをグッと曲げるバイト! フッキングするとブラックレギウスが絞り込まれてドラグが鳴りラインが出て行くという繰り返し。

さらに、このセッティングで釣れたバスの半数以上が45アップ! ルアーが掛かったバスを追ってくるバスがいると戻っていく方向を確認し、戻って行った場所付近に再度C-4ジグを通すと、先ほど追ってきたバスがバイトするなど異常な(?)状況でした。


このような感じで10本ほどバスをキャッチし入れ替えした結果、リミットの4本を40cm後半から50アップでまとめる事ができ、トータル5,700gグラムで2位に3kg差を付け優勝することができました!

今回の「キモ」とまではいきませんが、ジグが時々、湖底に接触している時はバスのバイトは全くなく、ジグを完全に浮かした状態でバイトがあったため、湖底に接触した時にジグを浮かせやすいようにロッドを立ててリトリーブする事を心掛けました。

とにかく、今まで池原で経験したことのない凄まじい状況でした! また、夏の日中に、しかもデカいバスが高反応な引き出し(メソッド)を持っていなかった私にとって、非常に大きな経験を得ることの出来た釣行となりました。
これからもC-4ジグをさらに使い込んで、自分の新たな武器にしていきたいと思います。
■タックルデータ
ロッド:ヘラクレス HCSS-64ML ブラックレギウス
ライン:バスザイル マジックハードR 5lb
ルアー:C-4ジグ1.8g(#208ブルーギル)
トレーラー:ビビッドテール(#17ブルーギル)

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