2009.04.17 (金)

ロッド選びがキモ。琵琶湖のプリスポーンバス

琵琶湖「OKガイドサービス」の大西健太です。ライトリグでいい釣りができたので報告いたします。

4月3日 63cm、58cm、56cm、54cm、50cm。4日 58cm、49cm、46cm×2本、45cm、44cm、42cm×2本!!

寒波の影響により気温低下の日々が続いていましたが、3日(金)は久々に暖かく穏やかな一日でした。こういった日は春を意識したバスが動くことが多く、プリスポーニング段階のバスが集まりやすいハードボトム+ウィードの新芽が絡むポイントをライトリグで丁寧に探っていき、63cm、58cm、56cm、54cm、50cmとラッシュ!

この日全てのバスをヒットしたリグはストレートワームのネコリグで、ウィードの新芽にかかったら少しだけロッドをあおってウィードを外し、止めていると持っていくようなバイトで食ってきます。

このとき、硬すぎるロッドだとロッドをあおった時にリグがウィードから離れすぎてしまうためバイトが減ってしまいます。ネコリグでこの時期のプリスポーニ ングのメスを食わせるには繊細なティップが絶対に必要です。でもただやわらかいだけのロッドではロクマル相手では勝負になりません。

僕はエクストラファーストテーパーのTCSS-64ULトライアローを使用しています。これは冬~春先に多用するロッドで、ウィードを「ほぐして外す」繊細なティップアクションとしっかりとしたバットの組み合わせが絶妙なロッドです。今回はロクマルを浮かせるパワーも証明できました。この時期の琵琶湖での釣りには必ず積んで出る一本です!

4日(土)の天候はローライトで状況的にはバスが散るような日でしたが、この日もライトリグオンリーでコンタクトポイントを攻めて58cm、49cm、 46cm×2本、45cm、44cm、42cm×2本その他数本をキャッチすることができました。産卵に入ってきているバスのサイズは変わっていましたが プリスポーニングのメスのみを釣っていくことができました。

この日は前日よりもバスが散っている状況に対応するためにネコリグよりも広く探れるジグヘッドリグをメインに使用。前日のネコリグよりもスイミングとフォーリングを意識しつつ探っていきました。 ロッドは感度が良く、ステイ中にくるビッグバスのバイトをしっかりフッキングさせることができるTCSS-62MHプロガイダンス62。ネコリグと違いジグヘッドリグは積極的にバスを掛けていくことが多いのでティップからバットまで張りのあるロッドを選択しました。

いずれにしてもそれぞれの目的に応じたロッドセレクトは大変重要です。ガイドをやっているとお客さんと僕のロッドセレクトの違いでキャッチ数(バイトやバラシの数)に差が出るこ とがあります。ライトリグの場合、まずはリグを狙い通りにアクションさせることができるかどうか。操作性が良くなければバスに口を使わせられません。それ に加えて琵琶湖の場合はロクマルの硬い口にフッキングさせるパワーと掛けた魚を浮かせるパワーが絶対に必要になります!ライトリグでビッグバスを獲れるか 獲れないかはロッドが大きなカギを握っている!!と思います。

大西健太の琵琶湖ガイド「OKガイドサービス」
スケジュール確認、ご予約はオフィシャルウェブサイト:http://ok-kenta.com/
釣果情報は「OK Life☆Fishing Diary」:http://ameblo.jp/kenta-bass1091/


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