■岡田健太郎コメント
アルクスポンド宇都宮さんの魚は、基本的にバイトが衝突気味で大きく、そのうえルアーを咥えている時間が短い。また、掛けてからトルクのある引きをする魚が多いので、ファイト時間が長くなるとフックアウトしてしまうことが多々あります。

この試合の一番のメインタックルはソリッドティップのAATS-60MLST/FにPEラインを組み合わせたクランク用タックル。強度が高いPEライン+MLクラスのバットパワーで魚に主導権を与えず素早く寄せられるので、バラしが少なく数を稼ぐことができました。

PEラインは伸びが少ないのでバイトを弾かないためにはロッドの選択がキーになるのですが、ソリッドティップのしなやかさで衝突気味の大きなバイトを吸収して、なおかつルアーを咥えている時間を少しでも長くできる60MLST/Fとのセッティングがバッチリとハマりました。

■タックルデータ

【メインタックル】
［ロッド］アルチザン・コンペティション AATS-60MLST/F

［ライン］PE0.25号 + フロロ4.5lb
［ルアー］スローシンキングクランク

【放流ファーストタックル】
［ロッド］アルチザン・コンペティション（プロト）
［ライン］エステル0.4号 + フロロ4.5lb
［ルアー］スプーン3.5g

【放流セカンドタックル】
［ロッド］アルチザン・コンペティション AATS-61L/RF

［ライン］エステル0.35号 + フロロ3.5lb
［ルアー］スプーン1.8g、1.4g、1.3g

■関連サイト：第23回トラウトキング選手権大会

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