2020.03.24(火)
ジャックハンマー再び、バスマスタークラシックで猛威を振るう
2020年3月レイクガンターズビルで開催されたバスマスタークラシックにおいて、勝者ハンクチェリーを含む多くの上位入賞者が“ジャックハンマー”を使用していたという事実。

その活躍が、元祖ブレーデッドジグ“チャターベイト”のリリースによってバスフィッシング界に新たなトレンドを築き上げたルアーメーカー・Z-Manのウェブサイトで紹介されました。
— 以下日本語訳 —
数々の実績に加え、バスマスタークラシック第50回記念大会において感動的とも言える戦績を残したことで、ジャックハンマーは間違いなくアメリカで最もホットなバスルアーとなっている。
直近3回のバスマスタークラシックを振り返ってみよう。2019年の勝者オットデフォーはクランクベイトをメインに釣っていたが、日曜日の決勝では3/8ozホワイトチャートカラーの「とあるブレーデッドジグ」とパールホワイトのフルークタイプのトレーラーがキールアーとなった。
その後、必然的にファンとメディアは同じ結論に達することになる。ウィニングルアーの「とあるブレーデッドジグ」は「ジャックハンマー」だと。
2020年バスマスタークラシックウイナーのハンクチェリーは、赤のジャックハンマーを使い、大差で初日をリードした。
2018年のクラシックでは、ジェラルドスウィンドル選手が告白した。「今週すべてのバスを釣ったルアーはジャックハンマー1/2oz。彼らは私のスポンサーではないので、みんなと同じように私も15.99ドルで手に入れた。およそ1100ドルはつぎ込んだよ。うそじゃないよ……」と。しかし、その試合では彼の他にも多くの出場選手が、その時バスフィッシングの世界で最もホットな「とあるルアー」を使用していたのである。
もちろん、今年のクラシックが始まるずっと前から、ジャックハンマーは多くのバイトを誘発する性能を持ち、多くの釣り人がコンフィデンスを持つルアーとして広く知られるようになっていた。そして、この2020年レイクガンターズビル戦では、トップ13選手のうち7名、しかも誰一人としてZ-Manのサポートを受けていない7名が、ジャックハンマーに助けられたと語った。
マットヘレンは色違いのジャックハンマーをセットしたロッドを2本準備。
優勝―クラシックを制したハンクチェリーは、ジャックハンマー1/2oz(カラー:#51 ブレットホットクロー)で初日29ポンド3オンスというこの試合の最高ウエイトを持ち込み、勝利を確実なものとした。その中には2本の7ポンドオーバーのモンスターバスが含まれており、2位と約8ポンドもの差をつけるハイウエイトだった。2日目と3日目、彼はジャークベイトとジグをメインに、結果2位と7ポンド近い差をつけて勝利したが、この差は初日のジャックハンマーによってもたらされたものであることは疑う余地がない。(彼がいくらこのルアーを使っても、彼に契約金が支払われることはないのだが……)
2位―リップレスクランクベイトにフォーカスしたおびただしいトーナメント後の報道にもかかわらず、2位のトッドオートンはウェイインに持ち込んだ15本中10本のバスをジャックハンマー1/2ozでキャッチした。彼はシャローのイールグラスを釣っていたが、低水温で活性が下がったプリスポーンのバスをバイトさせるため、ルアーがグラスに引っ掛かるたびにそれを切る動作を繰り返した。そして、しばしばその直後にバイトを得ていた。
その戦略を遂行するために彼のロッドに結ばれていたジャックハンマーのカラーは、ファイアークロー(カラー:#08 プリスポーンダイナマイト)と呼ばれる明るいオレンジ系カラーだった。今年のはじめ、メジャーリーグフィッシングのトーナメントでジョーダンリーがこのファイアークローカラーでビッグウエイトを叩き出したことが多くのアングラーに影響を与え、みなこのカラーを探しまわり買い漁った。(ジャックハンマーのファイアークローカラーは、最近のeBayオークションで1個60ドルから100ドルで売られているほどのヒット商品になっている)
4位―4位入賞のセスファイダーは、ジャックハンマー1/2oz(カラー:#43 クリアウォーターシャッド)で水深5~6フィートのハイドリラ生えるエリアを狙った。彼曰く、ハイドリラはまわりのイールグラスよりわずかに高く生えているので、より良いカバーとなるとのこと。彼はリールのハンドルを急激に速く巻いたりロッドを跳ね上げたりすることでルアーをスピードアップさせて、多くのラージマウスバスのバイトを誘発。最終日の21ポンド13オンスという強烈なウエイトによって11位から4位へジャンプアップを果たしたことで、ジャックハンマーはその実力を証明した。
優勝、2位、4位の選手に加えて、他4名のトップ13の選手がジャックハンマーは最も重要なルアーの1つだったと語っている。
6位―ジョンクルーズはジャックハンマー1/2oz(カラー:#51 ブレットホットクロー)、フリッピングジグ、スプロクランクベイトを使用。
10位―マットヘレンはジャックハンマー1/2ozのパールホワイト(#39)とダークグリーンパンプキン(#100)を2本のロッドにセットして使用。その他、エクスキャリバーのリップレスクランクベイトも使用した。
11位―ジェイソンウイリアムソンはジャックハンマー3/8oz(カラー:#39 パールホワイト)と1/2オンスジグ、ブーヤのリップレスクランクを使用。
13位―デビッドマリンズはジャックハンマー1/2oz(カラー:スポットリムーバー アメリカのみの発売)と6インチスイムベイトを使用。
最終日、グレアバックは18ポンド14オンスをウェイイン。
バスマスタークラシック初参戦のZ-Manプロスタッフ・グレアバックのパフォーマンスも見落としてはならない。ビッグバスの実績ルアーを手にし、彼は最終日18ポンド4オンスの好ウエイトを持ち込み20位まで順位を上げた。2020バスマスターイースタンオープン・オネイダレイク戦で優勝しクラシック初出場を決めた彼は、「2日目に獲ったクラシックでの自身最大魚は、ジャックハンマー(カラー:グリーンパンプキンシャッド アメリカのみ発売)とZ-Manレーザーシャッドのトレーラーだった」と振り返った。
「最終日はラパラDT6でリミットを取り、それからキッカーを探しに行った。そして、ジャックハンマーで5ポンドオーバーと4ポンドを獲って、2本の小さい魚と入れ替え。この5本で5つ順位を上げることができた」
「自身のビッグバス記録、上から5本のうち4本はジャックハンマーで釣っている。もちろん、FLWプロサーキット初戦サムレイバンの自己ベストの9パウンダーもね。ジャックハンマーは単にビッグフィッシュをキャッチできるだけでなく数もたくさん釣れるので、トーナメントで勝つためにも、ただ純粋に釣りを楽しむためにも良いルアーだね」
プロフェッショナルアングラー、ブレットハイトとタッグを組み日本のエバーグリーンインターナショナルによってデザインされたジャックハンマーは、今までで最も洗練され最も高性能なブレーデッドジグである。低重心扁平ヘッド、超硬質ステンレスブレードのような個々の優れた要素が完璧に調和し、着水直後からキレのあるバイブレーションで泳ぎ出し、浮き上がりを抑えながらイレギュラーなアクションを披露することでビッグバイトを誘発してくれるのだ。
プラクティス最終日、期待が膨らむクラシック初参戦のZ-Manプロスタッフ・グレアバック。
■転載元
The 'JackHammer Classic'
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