2011.01.14 (金)

冬のファイナルウエポン・リトルマックス

エバーグリーンプロスタッフの沖田護です。

低水温期には欠かせないルアーとしてあげられるメタルバイブの代表格リトルマックスですが、フィールドによって使い方も様々。今回は僕のホームグラウンドである水郷エリア、利根川などのリバーフィールドでの使い方についてお話ししようと思います。

■ 冬のテトラの攻め方は・・・

利根川といえばテトラ、というほどリバーフィールドではテトラ攻略がどうしても外せない釣りのひとつとなります。特に、低水温期や増減水等、バスにとってストレスがかかる状況ではテトラにバスが集結してくるので狙い目となります。

しかし、このような状況下では、バス はテトラの隙間に入り込みじっとしていて、なおかつルアーにアタックしてくる射程距離が極めて狭くなってしまいます。そのうえ、リアクションで無理やりバ イトに持ち込むしかないので、エリアはわかりやすいもののかなり厳しい状況であることは事実。

でも、安心して下さい!(笑)

リトルマックスがあれば、この厳しい状況をきっと打破できます!

リトルマックスの最大の武器は、逆風をものともしない飛距離とスライドしながらの素早いフォール。冬の北風のなかでも操作しやすく、リアクションバイトを誘ってくれます。

僕がメインで使用するウエイトは1/4oz。そして狙う水深は2~6mくらいまで。

【ボートの場合の特に効果的な使用法】

① テトラに対して垂直にアプローチ。
② ダウンヒルで細かいシャクリを織り交ぜながら穴に入れていく。

イメージとしては「階段を一段一段落とす」ような感じです。


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■ 根掛かりを減らすフックチューン

メタルバイブのテトラ攻め。そこで、リトルマックスのもう1つの大きな武器が生きてくるのです。ダブルフックが装着されており根掛かりを回避しやすい!

テトラの隙間をひとつひとつ丁寧かつ強気に攻める必要があるので、根掛かりとの格闘ばかりでは釣りにならないどころか、いくつロストするか不安になり、結果的に甘い攻めになってしまいますよね。そこで、

さ・ら・に♪

ダブルフックをペンチで内側に曲げて間隔を狭めてやると、カバー回避能力がもう1段上がります。

この時にもう1つペンチを使いアイの下側を摘んでいれば、フック折れの心配も減るのでオススメです♪
(※ただし、あまり強い力でやりすぎるとフックが折れたりして危険なので注意してください。また、危険なので絶対素手ではしないでくださいね)


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■ オカッパリの場合は・・・

オカッパリの場合、アップヒルなのでどうしても根掛かりしやすくなってしまうのですが、上記の様なチューニングとヘラクレス・フォースグランディス7タクティクス・エクスプローラーなどの7フィート以上のロッドを使用する事でかなり強気な攻めが実現できます。

【オカッパリの場合の特に効果的な使用法】

① テキサスリグでズル引き~ハングオフさせて喰わすイメージでアクション。
② 根掛かりしそうな感じの時はシェイクしながらクリアし、クリアしたらフォールの繰り返し。

テトラにしっかりと身を寄せているバスに対して効果絶大です。

それ以外にも、特に水郷エリアのオカッパリアングラーにオススメなのが、水深のある垂直護岸際のテクトロ! リフト&フォールを繰り返しながら護岸際を丁寧に探って、壁に着いているバスを根こそぎ釣っちゃいましょう!(笑)

琵琶湖や野池ではロングキャスト&しっかりとしたシャクリが基本ですが、水郷エリアではテトラ、護岸などをタイトに攻めることが基本です。リトルマックスで寒い時期も楽しみましょう!!

■タックルデータ ロッド:(ボート用)
ヘラクレス HCSC-66M フォースグランディス
ロッド:(オカッパリ用)
ヘラクレス HCSC-70M フォースグランディス7
ライン:フロロカーボン 12lb
ルアー:リトルマックス 1/4oz


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