極寒のリザーバー、またしてもコンバットクランク

エバーグリーンプロスタッフの狐坂隆人(コサカ タカト)です。
2011年の初釣りは極寒の池原ダム。コンバットクランク250とコンバットクランク320で40up×3本という結果に、またしてもコンバットクランクの破壊力の凄まじさを体感した釣行となりました。
■ 大寒波のなかでスタート、コンバットクランク320で初バスゲット
池原ダムは年末からの大減水で全域に濁りが入り、さらに当日は今年最大の寒波と言う初釣りには非常に厳しい状態でした。レンタルボート店スタッフからも厳しい状態であることを伝えられましたが、この1週間、気温が低いながらも安定していることから「必ずコンバットクランクで出る!」と確信し桟橋を後にしました。
まずは実績のある白川筋上流に。とにかく初バスをゲットしたいと言う気持ちと、ハンドカイロ無しでは指が動かなくなる状態であったため、まずはスピニングタックルを手に取りバスの反応を確認しましたが、想定していた通りバイトはなく、ほどよく体がほぐれてきたところでフォースグランディス7に持ち替えました。
岩盤+立木エリアに入り、コンバットクランク320を 岸と平行にキャストし、約1秒に2回転ほどのスピードでリトリーブ。岩盤から突き出た立木に、ルアーが絡んで外れる感触を手元に感じながらリトリーブして くると根掛かりのような重み。すかさずロッドをアオるとさらに「グッ!」という重みが伝わり、バスであると言うことを確信しました!
ボート近くでのバイトであったため一気に水面まで引っ張りあげたところ、クランクを丸飲みしているのを確認出来たので、その後の突っ込みにも余裕で対応しランディング! まずは46cmの初バスをゲット!
■ 狙いが的中、コンバットクランクで40up×2本追加
このバスがバイトした状況から推測したのは・・・
①岩盤
②岸から3m離れたあたりで水深が5メートルくらいのやや急深
③水面に対して平行に伸びた枝があるところ
立木に絡んで泳ぐクランクをその下に潜むバスが察知し、スピードの変化が生じたところでバイト! ということをイメージし、この1本のバスから得たヒントを基に、キーワードのエリアを徹底的に打っていくことにしました。
その後、白川を下るも反応が無く、前鬼筋に移動。前鬼上流から下流に向けて流していると水中にうっすらと枝のようなものが・・・
その枝にクランクをこすり付けるように意識してリトリーブするとバイト! 先程のバスより強い突っ込みでしたが、またしてもコンバットクランク320を丸飲みしていたので余裕でランディング! 44cmの丸々と太ったバスでした。
その後、本流~坂本筋へと移動しましたが強風のため思い通りのラインを流せず、再び白川筋に戻りました。白川筋を上流から下流に流していると知人に遭遇し、少し下流でクランクにチェイスがあったとの情報を得ることができたのでそのまま下っていきました。
そして、水中の岩盤から横方向に伸びている立木を見つけ、「間違いなくココ!」とコンバットクランク250をキャスト! 立木に当たる振動を感じリトリーブしていると、またしてもティップが引き込まれるようなバイト!
今回も丸飲み状態であることを確信し、エレキで立木から素早く引き離してランディングすると先程と同サイズの44cmのバスでした。
■ 釣れない時こそコンバットクランク
2011年の初釣りは40cm半ばを3本と言う結果でしたが、釣れない時のコンバットクランク250、コンバットクランク320のすごさを再認識させられました。
そして今回キーになったのが横方向(水面と平行)に伸びる枝に絡ませるクランキング。
その枝に意図的にクランクをこすりつけて、その直下にいるバスをバイトに持ち込むというのも、コンバットクランクの障害物回避性能の高さがあればこそ。
もちろん、カッ飛び性能で立木と立木の間を射抜くことも、この釣りには不可欠なモノでした!
とにかく、ソフトベイトで反応しない状況におけるコンバットクランクの破壊力が、依然として絶大であることが認識できた釣行でした。
■タックルデータ
ロッド:ヘラクレス HCSC-70M フォースグランディス7
ライン:バスザイル・マジックハードR 16lb
ルアー:コンバットクランク250(#19 プリスポーンダイナマイト)
ルアー:コンバットクランク320(#19 プリスポーンダイナマイト)
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