【動画】「EG going!」 Vol.31 福島健 旧吉野川
EG going! Vol.31の舞台となるのは5月前半の徳島県・旧吉野川。
ライトリグによるスローな釣りが主流となるタフなポストスポーニング時期にもかかわらず、福島は強気にシャロークランキングからスタート。コンバットクランク60で手早く下流のシャローを流して様子を見ていきます。
前半は苦戦したものの・・・ |
農薬による影響なのか濁り発生。加えて流れも止まり、バスもダルさで口を使わない厳しい状況に、少しでも流れのある上流への移動を決断。そして、移動してすぐにコンバットクランク60で1本目をキャッチします。
しかし、「小さい、これではダメです」とサイズは今ひとつ。その少し後の2本目はわずかにサイズアップ。ルアーは同じくコンバットクランク60。
このバスがヒントとなって・・・ |
バスの喰い方から、すばやく的確に状況を判断した福島は釣り方を少しずつアジャスト、クランクベイトを巻くスピードを徐々に速くしていきます。
そしてついに・・・
コンバットクランク60の高速リトリーブで40up! |
狙い通り40upをキャッチ。
この1本で完全にこの日のパターンをつかみ、さらにリトリーブスピードを速めることで1本、また1本とバスを釣り上げていく福島。後半そのリトリーブは、ルアーをピックアップするほどの速さにまでアップするシーンも・・・
高速リトリーブといってもただ巻くだけではないのが福島流。 |
ただ巻くだけのクランキングではなく、攻撃的に仕掛けていくスタイルのクランキング。ルアーの特性を完全に理解し、潜在能力を120%引き出すことで可能になるテクニック。それが、福島流・コンバットクランク60 超速巻きテクニックなのです。
一歩進んだコンバットクランク60の操作法、詳しくは動画をご覧ください!
「EG going!」 Vol.31 福島健 旧吉野川
『 コンバットクランク60 超速巻きテクニック編 』
≫動画再生 (再生時間 21:30)
■ 福島健が語る 動画では紹介できなかったキモ 〜 テクニック編 〜
クランキングの基本はウィード、岩、ボトムなど、何かモノに当てることです。でも、ウィード、岩、ボトムなどの形あるモノだけがモノではありません。今回、旧吉野川の上流域で狙ったのは「流れの壁」。緩い流れと速い流れの間や反転流と順流の間などにできる「流れの壁」にクランクベイトをぶち当てるイメージで使いました。
高速で巻いてくると、「流れの壁」に当たったときにルアーが泳ぐ軌道が一瞬にして変わります。そこですかさずリトリーブスピードをやや緩めてやるんです。すこしでも反応が遅れると、クランクがバランスを崩しすぎたり飛び出したりしてしまうので、しっかり集中して流れの変化を感じ取ることが大事です。
ウィード、岩、ボトムだけでなく、「流れの壁」を当てるモノとして考える。 |
流れが利用できないときは、クランクがバランスを崩して軌道がブレるところまでリトリーブスピードを速めていきます。そして、ブレた瞬間にリトリーブスピードを緩めて軌道を元に戻してやります。これが口を使わせるキッカケと間をつくるんです。
■ 福島健が語る 動画では紹介できなかったキモ 〜 ルアー編 〜
コンバットクランク60は、このテクニックに敏感に反応してくれるシャロークランクですね。
普通に高速リトリーブする程度では安定して泳いでくれて、かなりの高速になった時点でバランスを崩してくれます。
だからスピーディーな展開ができるし、より高いリアクション効果を出すことができるんです。
最初からバランスを崩しやすいクランクでは、リトリーブスピードを上げられないので展開がスローになってしまうし、リアクション効果も薄くなってしまいます。逆に、安定しすぎて全くバランスを崩さないクランクでもこのテクニックは使えません。
今回のロケではほぼ丸1日、1個のコンバットクランク60(#N27 アユN)を投げ倒しました。パッケージから出してすぐの新品だったルアーが、ロケ後半の映像ではフックマークでボディが削れボロボロになっているのがわかると思います。
「EG going!」 Vol.31 福島健 旧吉野川
『 コンバットクランク60 超速巻きテクニック編 』
≫動画再生 (再生時間 21:30)
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