2019.12.05 (木)
琵琶湖プロガイド 村田直紀 フェイズ「ワイルドシューター」インプレッション

村田 直紀[琵琶湖むらっちガイド]
ー ガイド詳細・お問い合わせ ー
Blog : https://ameblo.jp/asaken44/
Tel : 070-5041-9766
Mail : muracchhiiii@gmail.com
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手元にグワングワンとルアーの振動がダイレクトに伝わってくるロッド
ワイルドシューター70MHR。ファーストムービング系ルアーのスペシャリスト。表記ウエイトは5/16~3oz。ウエイトの許容範囲だけを見るとXHのようなビンビンの硬いロッドを想像される方が多いかと思いますが、ワイルドシューターはMH。
すごくしなやかなのですが、ティップの先まで厚く巻かれたカーボンブランクとロッド全体で力をためるテーパーのおかげで、ジャックハンマー3/8~1.2oz、シャロー~ディープクランク、バイブレーションはもちろんブリムスライドまで幅広く使えます。
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しかも、「なんとか投げることができる」レベルではなく「気持ち良く投げることができる」レベル。
さらには、通常のキャストからほんのひと押し少し力を入れるだけで、今までは届かなかった「あと少し」にルアーを届けることができます。なので、琵琶湖のボートだけでなくオカッパリでも活躍してくれることでしょう。

また、ワイルドシューターはカーボンロッドながら、グラスロッドのような特性も持っています。
例えばクランクベイトを障害物に当てた時。一般的なカーボンのロッドの場合、ルアーは左右に大きく跳ねる傾向があります。
ですが、ワイルドシューターはグラスロッドのように障害物を舐めながら真っ直ぐ引いてくることが可能です。それは障害物ではなくウィードでも同じで、ウィードを外した際にルアーが飛びすぎないためストライクゾーンに長く留めることができます。

そして、巻き物をやる上でここは大事なポイント!になりますが、独特なテーパー&ガイドセッティングに加えガイドの口径が少し大きくなっていることもあり、ティップでピリピリと振動を感じるのではなく、手元にグワングワンとルアーの振動がダイレクトに伝わってくるのです。
そのため、手に伝わる感覚にだけ集中して巻くことができるので、集中力を長く維持でき、結果釣果アップにつながるのも嬉しいポイントですね。

さらに、操作系ハードベイトのブリムスライドやジャークベイトにもすごく良い!ブリムスライドはテーブルターン、ジャークベイトは移動を抑えた左右のダートと、ティップ~ベリーが適度に力を吸収して勝手に良い仕事をしてくれるようなロッドでもあります。

ファーストムービング系のスペシャリストとは言いましたが、私はソフトベイトでの中層の釣り、最近流行りつつあるジグスト、ボウワームのうなぎリグ等にも使っています。

ベリーから曲がるブランクでルアーの重みを感じながら巻きつつシェイク。サカナが食って反転するまで弾かず入っていき、厚巻きカーボンのパワーで掛ける!フッキングパワー、リフトパワー共に言うことなし!そして、しっかり曲がるのでバレる気なんか全くしません!

※ロッドレンタルサービス
― PCSC-70MHR ワイルドシューターを琵琶湖で実際にご使用いただけます ―
― PCSC-70MHR ワイルドシューターを琵琶湖で実際にご使用いただけます ―
エバーグリーン琵琶湖プロガイドのガイドサービスを利用される際、ご希望のゲスト様にはフェイズシリーズ各機種をレンタルいたします。
店頭で触っただけではわかりにくいキャスト、操作、フッキング、ファイト時の使用感を実際のフィールドでぜひ体感してください。時期によっては発売前の新製品もレンタル可能です。ガイド予約時にご使用希望機種を各ガイドにお伝えください。(状況によりご希望の機種が用意できない場合もございますのでご了承ください)
琵琶湖プロガイド フェイズ「ワイルドシューター」インプレッション
開発に携わった琵琶湖プロガイドがそれぞれの視点でワイルドシューターを解説。

村田直紀×ワイルドシューター
手元にグワングワンとルアーの振動がダイレクトに伝わってくるロッド
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