2018.10.29 (月)

佐川洋介 港湾部の秋シーバス攻略 ピンスポット撃ちでパイロット的に活躍するオネスティー125F 

こんにちは。エバーグリーン・シーバスプロスタッフの佐川洋介です。

例年秋、港湾部のシーバスを攻略するシーンにおいて有効となるのがストラクチャー際や街灯の明暗部などを探るいわゆるピンスポット撃ちですが、その際に抜群の実績を誇っているのがオネスティー125Fです。

秋のシーバスハイシーズン、港湾部のシーバス攻略において外せないメソッドが、ストラクチャー際や街灯の明暗部などを探るいわゆるピンスポット撃ち。

そして、その際「シーバスがこのベイトを確実に捕食している!」という確信がない場合、私がパイロットルアーとして多用しているのがオネスティー125Fです。

なぜオネスティー125Fなのか? その理由はオネスティー125F 最大の特徴である、「ほとんど動かないスイムアクション」にあります。

「ほとんど動かないスイムアクション」というとバチパターンなど限られた状況でしか出番がないイメージをお持ちの方もおられるかもしれませんが、むしろ良い意味でクセがないがゆえにシーバスがどんなベイトを捕食していても嫌われることがない超万能アクションだと私は考えています。そのため、ベイトの種類が豊富で特定しにくい秋には非常に重宝するのです。

また、とにかくナチュラルでシーバスを極めてスレさせにくいというのもこのアクションのメリットです。しっかり動く水押しの強いルアーをハマっていないタイミングでピンスポット撃ちに使った時にありがちな、「一投でスレさせてコースを潰してしまう」ということがこのルアーに関してはまずありません! なので、仮に喰わなくても流れの効き具合やルアーに驚いて逃げるベイトの有無・種類をチェックした上で、次のキャストでどう攻めるかを考えることができます。

使い方はタダ巻きを中心に、それだけでは喰わせにくい場合には軽くチョンチョンとロッドアクションを入れてヒラを打たせ、スイッチを入れて喰わせることが多いです。

ロッドアクションを入れる時の例としては、明暗部の明るい方から暗い方にルアーを流し込みシーバスからルアーが見えにくくなったタイミングでヒラを打たせてスイッチを入れたり、逆に煌々と明るい場所でただ巻きだけでは見切られるような時に時折ロッドアクションを加えながらリトリーブすることで喰わせたり……といった感じです。

最近の釣行でも、オネスティー125Fは大活躍! 当日狙ったのは運河筋の岸壁際。潮止まり寸前でカレントが感じにくく、風は無風ベタなぎの状況。

ベイトは明らかではなく、カレントや風の状況的にも水押しの強いルアーを下手に投入するとスレさせてしまうリスクが高いことから、ここは間違いなくオネスティー125Fの出番だと判断。

カラーはアサイー(#803)をチョイス。バチのイメージの強いカラーですが、実は港湾部では一年中釣れるカラーでもあります。

岸壁際、スレスレを通し、若干ニゴリが入っていたため少しだけアピール力を増させるべく、時折軽くロッドアクションを加えながらリトリーブすると、アクションを加えた直後にゴン!

オネスティー125Fならではのナチュラルなアクションが効いた一尾でした。

■タックルデータ
[ロッド]アバンギャルド ZAGS-96R ストリームウィップ96
[ライン]PE0.8号
[リーダー]フロロカーボン12lb
[ルアー]オネスティー125F

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