齋翔太 第25回トラウトキング選手権 地方予選大会 ムカイカップ 優勝

11/26に神奈川県・ベリーパークinフィッシュオン!王禅寺で開催された第25回トラウトキング選手権 地方予選大会 ムカイカップでプロスタッフ齋翔太(イツキ ショウタ/写真中)が優勝しました。
■齋翔太コメント
11/26(水)神奈川県・ベリーパークinフィッシュオン!王禅寺で開催されたトラウトキング選手権大会地方予選 ムカイカップに参戦してきました。
【一回戦】
釣り座は駐車場側の中央付近。朝は冷え込んでいたため、ボトム付近にいる魚をボトム系ミノーで攻める作戦で前半から好釣果を得ることができました。タックルはAATS-62MH/Rにエステル0.4号。ロッドのハリを活かしたテンポのいいアクションがこの日は反応が良く、しっかりと反転する良いバイトを多く引き出せて、時折、足元まで追ってじゃれつくようなバイトであっても、しっかりフックアップすることができ、順調に勝ち進むことができました。
【二回戦】
釣り座はアウトレット付近。一回戦に良かったボトムから入り、幸先よく掛けるも、寄せてくる間でバラし……一回戦とは違い、喰い方が明らかに浅い。
時間経過で池全体に日が入ってきたこともあり、ボトムから少し浮いたと予想して、プラの段階から調子が良かったスローシンキングのディープランナークランクを投入。リトリーブ速度やレンジのトレース角度、ルアーの姿勢を意識しながら探っていきました。
少しずつ噛み合ってくると、それまで触り程度の小さなアタリだったのが、ティップが「グンッ」と入るいいアタリに育ってきてバイトが連発!しかし何かが合っていないのかなかなかフッキングせず……。タックルやフックを変更したり、グリッピングの強さやアワセの間なども調整しましたが、それでもいいバイトにアジャストすることができず……。しかし、アタリは出せていることもあり、掛けられるアタリだけをうまく拾うことができたので、何とか勝利!
ロッドはAATS-61L/RFにエステルラインの0.3号。紙一重の針掛かりの魚もいる中で、しっかりと全体が曲がることでバレることなくスコアメイクすることができました。
【準決勝】
釣り座は駐車場側の島前。作戦は引き続き二回戦でアタリが出ていたクランクベイトを軸とした釣り展開を信じてやり切ることに。
時間が経つにつれて魚が動き出し、回遊系の魚が増加。それに上手くトレースコースとレンジ、回遊してくるタイミングをバチっと合わさないと釣れない状況。また、2回戦の場所よりも手前のブレイクが急になっていることに加え、水深も深かったことからスローシンキングを活かし、カウントでレンジを入れたり、水押しが強いタイプのフローティングクランクを竿を水に突っ込んで無理やり通したいレンジに入れたりと、いろんなアプローチを駆使。
正直この試合が一番難しく苦しい試合でしたが、何とか勝利することができて、いよいよ決勝へ!

【決勝】
釣り座は駐車場側。入場順が3番で一回戦に入った中央付近の釣り座に入りました。この時点で長袖一枚でも良いような暖かい気温で風もほとんど吹いていない状況。
準決勝の時点でアタリが減ってきており、やり切っても表彰台には絡めないかな~っと思いながらも、まずは二回戦から釣ってきたスローシンキングのディープランナークランクから入って状況把握。
しかし、予想通り反応が薄く、厳しい状況……。何とか他のパターンを探しながら試合をしている中、ふとボックスを見ると、プラクティスの時に決勝と同じような時間帯で釣れていたヘビーシンキングのニョロ系クランクと目が合ったような気が……(笑)迷わずチェンジします!
すると一投目からめちゃくちゃ良いアタリ!貴重な一匹目をキャッチ!続けて2投目もヒットし「これだ!」と確信めいたものがありました。
タックルはAATS-60MLST/FにPE0.2号+フロロリーダー0.5号を2ヒロのセッティング。ソフトなソリッドティップでルアーアクションを最大限に引き出し、抑え込むアタリをMLのバットパワーと伸びが少ないPEでしっかりとフッキング。
これまで釣れていた魚とは違う魚で、40センチ前後のイチロー池では良いサイズ。バラしなどのミスが起きやすい大きいサイズですが、すべてキャッチすることができて合計4本で優勝!
直近で行なわれた地方予選では、1本差の4位で悔しい思いをし、昨年の予選でも3度1本差の4位。最終的にエキスパートシリーズに昇格することもできず、本当に悔しい思いをして迎えた今シーズン。優勝することができて本当に嬉しかったです!
ただ、ここで満足することなくエキスパートシリーズでもマイスター獲得を目標に引き続き頑張ります!

[ロッド]アルチザン・コンペティション AATS-61L/RF
▪ルアー範囲:1~3g
▪ライン範囲:MF0.25~0.5号/PE0.2~0.4号
[ライン]エステル0.3号 + フロロ0.5号
[ルアー]クランクベイト
[ロッド]アルチザン・コンペティション AATS-60MLST/F
▪ルアー範囲:0.8~4g
▪ライン範囲:MF0.25~0.4号/PE0.2~0.4号
[ライン]エステル0.3号 + フロロ0.5号
[ルアー]クランクベイト
[ロッド]アルチザン・コンペティション AATS-60MLST/F
▪ルアー範囲:0.8~4g
▪ライン範囲:MF0.25~0.4号/PE0.2~0.4号
[ライン]PE0.2号 + フロロ0.5号
[ルアー]クランクベイト、ヘビーシンキングニョロ系クランク
[ロッド]アルチザン・コンペティション AATS-62MH/R
▪ルアー範囲:1~6g
▪ライン範囲:MF0.3~0.6号/PE0.2~0.8号
[ライン]エステル0.4号 + フロロ0.6号
[ルアー]ボトムミノー
関連記事
- 関連する記事はありません

齋 翔太







