2026.03.06 (金) NEW

指宿侑帆 第25回トラウトキング選手権大会 オープンシングルス 第4戦 準優勝

3/1に静岡県御殿場市・東山湖フィッシングエリアで開催された第25回トラウトキング選手権大会 オープンシングルス 第4戦でプロスタッフ指宿侑帆(イブスキ ユウホ)が準優勝しました。

当日の様子を指宿侑帆がレポートします。

3/1(日)、静岡県御殿場市・東山湖フィッシングエリアで開催された「トラウトキング選手権大会オープンシングルス第4戦」に参戦しました。

本大会は誰でも参加でき、上位入賞者にはトップカテゴリ―の「エキスパートシリーズ」出場権が与えられます。続々と出場権を手にする選手が増えている中、成績が振るわず苦しい戦いが続いていましたが、最後の予選となる今大会は、勤務先である養鱒場直営の会場ということもあり、強い気持ちで臨みました。

事前に予測して準備したボトムパターンと前日のダブルス戦で教わったフルサイズシンキングクランクを武器に戦って準優勝することができ、やっとの思いでエキスパートシリーズ出場権を獲得!大会当日の模様をレポートします。

【1回戦】
まずは1対1の勝負。広大な東山湖では場所によって魚影の濃さにムラがあるのですが、試合前のくじ引きで引いた区画はかなり厳しい場所……チャンスの少ないロースコア戦を予想し、まずは安定してバイトのあるボトム中心の戦略を取りました。

リップレスダートミノーによるボトムシェイクを軸に展開し、届かないポイントは大遠投が可能なジェットビーター30で攻めて2本キャッチ。

対戦相手や周囲の選手がバラしに苦しむ中、アルチザン・コンペティションAATS-61ML/Sの高い操作性と追従性を活かし、ヒット後も安心したやり取り。貴重なチャンスを確実にものにし、2-1で勝ち上がることができました。

【2回戦】
1グループ4名のうち釣果数トップの1名のみが勝ち上がれる狭き門。指定された区画は、前日からフルサイズシンキングクランクやロングリップのディープクランクが効いているエリアでした。その情報は周囲の選手も把握しているようで、多くの選手がクランクをセットしたタックルを準備していました。私もクランクを用意しましたが、本命はあくまで1回戦同様のボトムパターン。状況的にクランクが有効であることは間違いないものの、他の選手も同様の戦略を取ると予想し、クランク一辺倒ではこの狭き門を突破するのは難しいと判断。そこで、クランクとボトムの両刀の戦略で挑みました。

まずはフルサイズシンキングクランクでスタート。キャッチはできるものの、やはり他の選手も順調に釣り上げており、スコアは案の定ほぼ横並びの展開に。

やがて、クランクへの反応が薄れてきたタイミングで、すかさずリップレスダートミノーを投入しボトムパターンへシフト。これが的中し、気持ちよく連発。作戦通りグループ暫定首位に立つことができました。

その後はローテーションごとにクランクを織り交ぜて反応を確認しつつ、ボトム中心の展開でトータル9本をキャッチ。同スコアの選手がもう1名いたため、1本早掛けのサドンデスへ突入しましたが、1投目でキャッチして制し、準決勝へと駒を進めることができました。

【準決勝】
1回戦同様に1対1の勝負。指定された区画は1回戦で使用した区画の近くで、ここもやはりクランクが効いている場所です。

ここでは、フルサイズシンキングクランクをメインにフォローでボトムを狙っていく作戦を取ります。しかし、スタート早々に幸先良くヒットさせるもののバラシ……その後もフッキングミスやバラシを連発。

今回の東山湖戦ではフルサイズシンキングクランクが各区画で猛威を奮っていました。しかし、私自身がこのルアーを使うのはこの大会が初めてで、タックルセッティングや引き方、フッキング動作など細部を詰め切れておらず、苦戦を強いられる展開に……クランクを見切ってリップレスダートミノーにチェンジしてボトムに移行しましたが、朝と状況が変わったためか思うように反応が得られないまま前半が終了。

ローテーション後半、ボトムが効かなかったため、反応があるフルサイズシンキングクランクに再び持ち替えて試行錯誤を繰り返します。その間にも対戦相手の選手は着実にスコアを積み重ね、一時は0-3で敗北の危機……しかし、ラスト5分少々でルアーの引き方とフッキングの力加減を掴み、怒涛の4連発!

ここで活躍してくれたのが、アルチザン・コンペティションのAATS-61L/RFです。アングラーの操作次第でさまざまなフッキングに幅広く対応できるため、試行錯誤をしっかりとサポートしてくれました。そのおかげで、土壇場での逆転に成功し、ギリギリのところで決勝へ駒を進めることができました。

【決勝】
決勝戦は私を含め12名の選手で試合を行ない、12名のうち上位3名にエキスパートシリーズ出場権が付与されるため、目指すところは表彰台です。

決勝戦は今までの指定釣り座で戦う方式ではなく、選手全員がクジを引き、前半は番号の若い順、後半はその逆順で、決められた範囲内の好きな釣り座に入場する方式。釣り座選びも重要な要素となります。

私が引いたクジは3番。前半戦は狙いの釣り座に入ることができました。

開始前に周囲を見回すと、ほとんどの選手がクランクを主軸に戦う様子でした。私も準決勝でコツを掴んだAATS-61L/RFにフルサイズのシンキングクランクをセットしてスタートし、前半戦終了までこの釣りを貫きました。その結果、3本キャッチし2位タイで折り返し!

後半戦は入場順が遅いため、少しでも条件が良く、抑えのボトムパターンも効きそうな釣り座に入りました。スタートしてからしばらくはフルサイズシンキングクランクの釣りを展開しましたが、超ショートバイトが数回のみであまり良い反応がなく、ボトムに移行しましたが、まさかの反応ゼロ......プラン崩壊の危機になってしまいました。

しかし、周囲でチラホラとクランクで釣れているのが確認できたため、再度フルサイズシンキングクランクの釣りに戻す決断をしました。前半に使っていたものから別のカラーに変更。引き方やラインスラックの使い方、フッキング動作などを工夫しながらなんとか2本追加に成功してここで試合終了。結果は2位でしたが、同スコアで私含め3名の選手が並んだため、10分間の2・3・4位決定サドンデスが行われることになりました。

サドンデスは決勝終了時の釣り座からスタートするルール。そのため、開始と同時に決勝前半でフルサイズシンキングクランクで反応が良かった釣り座へすぐに移動しました。

すると1投目で1本キャッチして先制。さらに1本追加し2-1-1でサドンデスを制し、準優勝することができました。

今季の最終予選で会場は本業の勤務先の直営釣り場。しかも開発時に携わった思い入れのある2機種のロッドで表彰台に登ることができ、とても嬉しく思います。

トラキンエキスパートシリーズ2度目のマイスターを目指して頑張りますので、応援よろしくお願いいたします!

■タックルデータ①
[ロッド]アルチザン・コンペティション AATS-61L/RF
▪ルアー範囲:1~3g
▪ライン範囲:MF0.25~0.5号/PE0.2~0.4号
[ライン]エステル0.35号 + フロロ0.8号
[ルアー]フルサイズシンキングクランク

■タックルデータ②
[ロッド]アルチザン・コンペティション AATS-61ML/S
▪ルアー範囲:1.5~5g
▪ライン範囲:MF0.3~0.6号/PE0.2~0.6号
[ライン]PE0.2号 + フロロ0.8号
[ルアー]リップレスダートミノー、ジェットビーター30

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