琵琶湖では7月後半～お盆にかけて猛烈な暑さになり、この期間に水温が一気に上がり、バスの動きもサマーパターンへと急展開していくタイミングとなりました。まさに一気に夏が来た！という感覚で、これからもまだまだ暑さが続きそうです！

水温が30℃を超えてくると、バスも暑さを乗り切るためにその暑さを避けれる居心地の良いエリアに集まり出します。水通しの良いボディーウォーターや水深のあるディープレンジは夏に良い条件ですよね。そういった場所には回遊して動いている個体もいれば、ボトムに生えるウィード内部に入る個体もいます。

こういったエリアで効率良く、なおかつデカいのが獲れるルアーがラバージグ！　使い方は夏の定番、リアクションジグ！

でも実際は、跳ね上がる時に喰うのでは無く、フォール中～ボトム着底のステイ中に喰ってきます。ならば、なぜ跳ね上がりの良さが重要なのか？　と思われるかもしれませんが、跳ね上がりやすいと、ギルなどのメインベイトやバスがウィードの上にステイしている時などにも、目線までしっかりラバージグを持ち上げてアピールすることができるので有効なんです。

さらに、グラスリッパーは高く跳ね上がるだけでなく、手前への移動距離を抑えて上方向に跳ね上がるのと、フォールも垂直に落ちるフットボールジグのような姿勢なので、狙いたいスポット付近でより多くリフト＆フォールさせてバイトを誘うことができます。

トレーラーはフォール中も誘いが効くダブルモーションがメイン。グラスリッパーのフックサイズにベストなのが4.2インチです！　手のバタバタアクションやボトム着底時のボテっと感がバイトを誘います。

ロッドはヘビー以上がオススメ！　シナジー・スーパーディトネーターやライトキャバルリー71Hが抵抗があるウィード内部での操作もしやすく、バスを掛けてからも負けることなくウィードから引き出せます！

とにかくパワーは大事なので、それに伴いラインもバスザイル・マジックハードRの16lb、もしくは20lbで組むのが理想ですね！

ブログ：大西健太のOK blog
公式サイト：Onishi Kenta Official Web Site
大西健太Official Facebookページ
釣りビジョン番組「TEPPEN DASH!」公式HP