2016.03.25 (金)

下敷領信也 スイミングジグで狙う初春の琵琶湖 グラスリッパーでロクマル!

みなさんこんにちは。エバーグリーンプロスタッフ・リブレバスクラブプロガイドの下敷領信也(シモシキリョウ シンヤ)です。

対ウィードに対して様々な使い方ができるラバージグ、グラスリッパーが満を持して登場。琵琶湖ガイドで実戦投入して、いきなり60アップが出たのでレポートします

釣行当日の琵琶湖の状況は、晴天無風の時間が多く、バスはそれほどアグレッシブになっていない感じでした。ただ、朝はプレッシャーも少なく、グラスリッパー+シャッドテールワームのコンビでスポーニングエリアとなるワンドの出入り口付近の水深3m前後をスイミングで狙っていくと、すぐに40アップがヒット。

しかし、その後は反応がパタッとなくなり、C-4シュリンプ 3.5インチのダウンショットリグやボウワーム 6インチのネコリグでウィードの変化をじっくり狙い、バスを手にしました。

夕方に近づくにつれて、風が出てきて、いかにも「巻くなら今でしょ!」という雰囲気になってきたので、再び3m前後のウィードエリアでグラスリッパー+シャッドテールワームを巻いていくと……グイーンッとロッドティップが入るようなバイトがあり、上がってきたのは60.5cmのビッグバス。ぶりぶりボディで4,300gありました!

狙ったエリアは、スポーニングエリアの沖。ウィードのアウトサイドから少し内側でウィードが濃くなり始めるラインでした。全体的にはフラットな地形のエリアですが、フラットの中で少しでも変化があるところを意識。3.5mから3mラインに緩やかに上がり、そのラインが少し張り出しているところを狙って流していきました。

そこで、中層からウィードの上付近をウロウロしているようなバスを狙って巻いていくのですが、グラスリッパーはレンジコントロールがしやすく、狙う層をしっかり意識して巻くことで無駄なく効率よく釣ることができます。

また、ウィードが掛かりにくいのでストレスなく巻き続けることができるのも重要なところ。バイトがそれほど頻繁にはないこの時期は、集中力を切らさずやり切らないと結果が出ませんからね。さらに、フッキング率を高めるためにブラシガードを調整。ウィードをかわしつつもフッキングの妨げにならないように、6~8本くらい残してあとはカットしています。

トレーラーとして使用したヘッドシェイカー(プロト)もテールの動きが抜群で、そのテールの振動がボディの振動に繋がり、僕がソフトベイトのアクションで意識している「微振動」が生まれています。さらに、グラスリッパーと組み合わせることで、グラスリッパーの特徴であるヘッドウォブリングによる水押しも生まれ、ビッグバスにアピールしてくれます。

ロッドはスイミングジグ用に作られたヘラクレス・EGスイミング

ティップが少し入りバイトを弾きにくくなっていますし、バスが掛かってからもロッドがきれいに曲がり4軸の粘りを最大限に生かしてくれるので、この日もバスに主導権を与えることなく上げてくることができました。

これから4月、5月にかけて、このスイミングジグの釣りは効果的。グラスリッパー+シャッドテールワームの組み合わせで巻きまくってビッグバスをゲットしてくださいね!

■タックルデータ
ロッド:ヘラクレス HCSC-72MH EGスイミング
ライン:バスザイル・マジックハードR 14lb
ルアー:グラスリッパー 3/8oz + ヘッドシェイカー 5インチ(プロト)

ガイド予約:下敷領信也の琵琶湖ガイド「リブレバスクラブ」
釣果情報:オフィシャルブログ「下敷領のええやん」


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