2010.04.13 (火)

ストライクマスター77の新たな可能性


みなさんお久しぶりです。エバーグリーンプロスタッフの蛯原英夫です。

3月28日、いよいよWBSも今シーズンが茨城県霞ヶ浦で開幕。年間レースを占う上でもかなり重要になるのが、この第1戦。一時12℃ぐらいあった水温も、真冬並みの寒さが続き8℃まで低下。2日間の練習でわかったことは、この時期特有の、「バイトしてもすぐに放してしまう、放されてしまう」ということでした。そのバイトをモノにすれば、もしかしたら…


試合当日は、朝から北東の風が吹き荒れ本湖はババ荒れで真冬並みの寒さ。自分のポイントはこの北東風の風下で、波に押されながらなんとか辿り着きました。狙いは強風による波風を防ぐドック裏やアシの岬の風裏のシャロー。

1日中7gのテキサスリグを細かくフリップ&ピッチして攻め、2バイト2フィッシュ。貴重な少ないバイトを、はじかれることなくモノにする事に成功しました。

そのキーとなったのが、7gのテキサスリグに、なんとディープクランキングロッドのヘラクレス・ストライクマスター77を使用するという秘策。

練習のときのショートバイト対策に、いろいろなタックルセッティングを試したのですが、ストライクマスター77に変えた途端すべてのバイトのフッキングに成功。ライトフリップロッドとしての可能性に気づき、今回の試合投入となったのです。

まずいいのはヘラクレスシリーズ共通の軽さと飛距離。ピッチングもしやすく、軽く振っても本当に良く飛ぶ。それに軽くて長さがあるので、ロッドを立ててカバーを1つ1つクリアするにも操作性が抜群で、1日投げ続けても集中力が途切れません。

そして、やはりクランキングロッドならではの食い込みのよさが、タフなこの試合で活躍してくれた最大の要因だったと思います。

ババ荒れの本湖を抜ける際、エレキトラブルに見舞われ約2時間のタイムロスがありましたが、低水温期のショートバイトをものにしてくれたストライクマスター77と、未だラインブレイク知らずのバスザイル・マジックハードRに助けられ4位に入賞できました。

いい位置でスタートを切ることができました。今年も頑張りますので応援宜しくお願いします!

■タックルデータ
ロッド:ヘラクレス HCSC-77MH ストライクマスター77
ライン:バスザイル・マジックハードR 16lb
ルアー:7gテキサスリグ


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