ストライクマスター77の新たな可能性
みなさんお久しぶりです。エバーグリーンプロスタッフの蛯原英夫です。
3月28日、いよいよWBSも今シーズンが茨城県霞ヶ浦で開幕。年間レースを占う上でもかなり重要になるのが、この第1戦。一時12℃ぐらいあった水温も、真冬並みの寒さが続き8℃まで低下。2日間の練習でわかったことは、この時期特有の、「バイトしてもすぐに放してしまう、放されてしまう」ということでした。そのバイトをモノにすれば、もしかしたら…
試合当日は、朝から北東の風が吹き荒れ本湖はババ荒れで真冬並みの寒さ。自分のポイントはこの北東風の風下で、波に押されながらなんとか辿り着きました。狙いは強風による波風を防ぐドック裏やアシの岬の風裏のシャロー。
1日中7gのテキサスリグを細かくフリップ&ピッチして攻め、2バイト2フィッシュ。貴重な少ないバイトを、はじかれることなくモノにする事に成功しました。
そのキーとなったのが、7gのテキサスリグに、なんとディープクランキングロッドのヘラクレス・ストライクマスター77を使用するという秘策。
練習のときのショートバイト対策に、いろいろなタックルセッティングを試したのですが、ストライクマスター77に変えた途端すべてのバイトのフッキングに成功。ライトフリップロッドとしての可能性に気づき、今回の試合投入となったのです。
まずいいのはヘラクレスシリーズ共通の軽さと飛距離。ピッチングもしやすく、軽く振っても本当に良く飛ぶ。それに軽くて長さがあるので、ロッドを立ててカバーを1つ1つクリアするにも操作性が抜群で、1日投げ続けても集中力が途切れません。
そして、やはりクランキングロッドならではの食い込みのよさが、タフなこの試合で活躍してくれた最大の要因だったと思います。
ババ荒れの本湖を抜ける際、エレキトラブルに見舞われ約2時間のタイムロスがありましたが、低水温期のショートバイトをものにしてくれたストライクマスター77と、未だラインブレイク知らずのバスザイル・マジックハードRに助けられ4位に入賞できました。
いい位置でスタートを切ることができました。今年も頑張りますので応援宜しくお願いします!
■タックルデータ
ロッド:ヘラクレス HCSC-77MH ストライクマスター77
ライン:バスザイル・マジックハードR 16lb
ルアー:7gテキサスリグ
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