琵琶湖プロガイド 大西健太 フェイズ「ワイルドシューター」インプレッション
ロッドを変えるとバイトの数が変わる。バイト数が増えるロッド、ワイルドシューター。
ワイルドシューター70MHRのメインとなる展開は、ずばりクランクベイトやスピナーベイト、ブレーデッドジグなどの巻き物!
巻き物の展開では何かモノに絡めながら巻いてくるというのは、バイトチャンスをつくるうえで基本中の基本ですよね。でも、ただ絡めるだけでなく、何かモノに当てることでバイトチャンスを作れることが多くなります。
それは……当てた時のルアーの動き。
例えばクランクをクイやリップラップに当てた時に、ルアーが大きく横っ飛びする動きとつんのめるように直線的にかわす動きでは、状況にもよりますがバイト数に差が出ますよね。
これって、それぞれのルアーの特性によって変わるのはもちろんですが、実は使うロッドによっても変わるんです!
イメージで言うと、柔軟に曲がるグラスロッドでモノに当てて巻いてくるのと、ガチガチの張りのあるカーボンロッドでモノに当てるのとでは正反対の動きが出せる感じです。
逆に、張りのあるカーボンロッドならウィードは切りやすいので琵琶湖では巻きでもカーボンロッドが主流ですが、勢いよく切ったり、何か硬いものに当たった時は、ルアーが大きく跳ねる傾向があります。これはこれでいいのですが、状況によってはルアーがストライクゾーンを離れすぎて、せっかくのバイトチャンスを逃してしまうなんてことも……
そこでワイルドシューターに求めたのは、ルアーをモノに当てた時に大きく跳ねず喰わせの間が作れるグラスロッドのような特性とウィードをしっかり切ることができるというカーボンロッドの特性の両立!この相反する条件を1本のロッドに封じ込めました。(ロッドの性能については詳しく製品ページに書かれているので、ぜひソチラをご覧ください☆ 最後にリンクあり)
まだ水温の上がり切らない春にシャローでクランクベイトを巻く場合、リップラップなんかに強くクランクを当てて大きく跳ねさせてしまうと、バスがルアーを追いきれないことが多くなります。逆に、ボトムやカバーをなめるように巻いてくることができればバイト率が上がります!
また、ポストスポーンやフォールターンなどでバスがウィードにピタッと付いて動きたがらない状況下。ブレーデッドジグやバイブレーションをウィードに引っ掛けて切るという動きでバスに口を使わせる際にも、ウィードがしっかり切れて、かつタフって狭くなったバスのストライクゾーンからルアーが離れすぎないのでバイト率がアップ!
例外的にフラットサイド系クランクなんかでモノに当てずに中層を巻いてくるケースもありますが、このテーパーだと食い上げさせるクランキングでも弾かずに乗せることができるのでキャッチ率が高い!
投げる、巻く、当てる……巻きの釣りの基本要素が詰まったロッド、ワイルドシューター。同じルアーを使っていても、ロッドを変えるとバイト数に差が出ますよ!
― PCSC-70MHR ワイルドシューターを琵琶湖で実際にご使用いただけます ―
琵琶湖プロガイド フェイズ「ワイルドシューター」インプレッション
開発に携わった琵琶湖プロガイドがそれぞれの視点でワイルドシューターを解説。
村田直紀×ワイルドシューター
手元にグワングワンとルアーの振動がダイレクトに伝わってくるロッド
岡田安弘×ワイルドシューター
抜群のキャストフィール、逆風下で最後のひと伸び・ひと押しを体感できるロッド
大西健太×ワイルドシューター
ロッドを変えるとバイトの数が変わる。バイト数が増えるロッド、ワイルドシューター。
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