2014.06.13 (金)

小山雅史 JB旭川 第2戦 優勝報告 
アフターバス攻略のカギはフォールスピードにあり!

こんにちは。エバーグリーン・フィールドスタッフの小山雅史です。

6月1日に旭川ダムで開催されたJB旭川第2戦で優勝することができたので報告いたします!

【プラクティス】
1週間前、満水の旭川ダムで行われたチャプター戦では1本・208gという非常に悔しい成績でした。その厳しい状況のままJB戦を迎えるのかと思っていましたが、前日プラクティスでは1m程度の減水。この急激な状況変化に対応するために、まずはネストがあったと思われるエリアを起点にアフターのバスを探していくことに。

すると、エリア下流側の「2つワンド」と上流側の小さなワンドまでの、土のバンクにポツポツと岩が点在するストレッチ、その500m程の範囲にバスの稚魚のかたまりを複数確認し、今の旭川ダムの状況を把握。さらにはオーバーハング下に浮いているバスを数匹確認でき、これでエリアは決定。しかし反応は悪く、食わせ方は分からないままプラクティスは終了となりました。

【試合当日】
朝一からそのエリアへ。しかし、前日とは打って変わってオーバーハング下にバスの姿はありません。

朝のうちはローライトだったことから、「日が照っていない時、魚はどこへ?」と考えて、水深1m程に点在する岩に狙いを定めることに。

まずはストレートワームの1/32ozネコリグで撃っていくも、ギルバイトばかり……そこで、ブルーギルにつつく間を与えずダイレクトに落とすため、ネイルシンカーを1/20ozへ変更。

これが大当たりで、1投目からバイト! 1,500gをキャッチ。続いて数10m先の岩でも同じ釣り方で1,700gをキャッチ。

フォールスピードを上げることで不要なギルバイトを避け、バスの目の前に直接ストンと落とすことでリアクション的に食わせることに成功しました。

そこからは日が照り始め反応がなくなったため、狙いをシェードに。オーバーハングを再びチェックしますが相変わらずバスは見えません。そこで、岸からせり出た岩に浮きゴミが絡むポイントを狙うことに。

C-4ジグ3.8g+高比重クローワームを使いストンと落とし込んでいくと……2投目で1,200gをキャッチ! これが優勝確定フィッシュ。この時点でまだ9時半でした。

その後、念のため入れ替えを狙い同じストレッチを3往復し、600~700gを3本キャッチ。しかし、入れ替えならずで終了となりました。

結果は、3本・4,424gで余裕のブッチギリ優勝!

チャプター戦での苦い経験をバネに、今回の試合では自分でも驚くほど完璧にパターンにはめることができました。今までで一番気持ちの良い優勝でした!

■タックルデータ
ロッド:ヘラクレス HCSC-66ML エアレギウス
ライン:バスザイル・マジックハードR 7lb
ルアー:C-4ジグ3.8g+クローワーム2.5インチ

ロッド:ヘラクレス HCSS-61ULST ソリッドセンサー61
ライン:バスザイル・マジックハードR 5lb
ルアー:ストレートワーム5インチ 1/20ネコリグ

■関連サイト:JB日本バスプロ協会・NBC日本バスクラブ公式サイト


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