2019.06.27 (木)

沖田護 利根川 TBC2019 第2戦 バスエネミースティックのウエイテッドリグが大活躍し優勝!

みなさんこんにちは。エバーグリーンプロスタッフの沖田護(オキタ マモル)です。

6月2日に利根川で開催されたTBC 2019 第2戦で優勝することができました。

この試合で活躍したのがバスエネミースティック。ジグヘッドリグのミドストというイメージが強いワームですが、今回はウエイテッドリグが大活躍してくれました。試合のレポートとともにそのリグも紹介します。

利根川は例年、ゴールデンウィークあたりから田植えの影響で濁りがキツくなり、それがひと段落するのが5月後半から。

時期的にも魚はアフターに移行し、サーフェスゲームで楽しめる季節ではありますが、今年の利根川は例年通りにはいかない感じ……

ひとたび雨が降って濁ってしまうと、バスの反応が鈍くなる……そんなタイミングでの試合。

プラの段階では、サーチベイトとしてラウドバズやキッカーフロッグでバスの濃いエリアを探していきましたが、なんせ乗りが悪く、ルアーの後方でバイトして喰いミスしてもバスの姿がしばらく確認できるほど動きが遅い……そんなイメージでした。

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前半は苦戦を強いられるも、後半にバスエネミースティックが炸裂!

迎えた試合当日。

朝イチはテトラエリアに直行しました。

テナガエビを捕食しているバスに的を絞り、テトラのインサイドをメインにラウドバズでサーチしながら、要所要所でサイドステップでネチネチやる作戦。

ですが、思ったほどバイトは無く、一ヶ所で3時間以上費やしたもののゲットしたのは700gと800gの2匹のみ。

そよ風ではありましたが、狙っていたエリアは風下側となっていて普段よりも水質が悪い状況……さすがに焦りました(汗)

そこで、風裏の水質が良い場所を探しに移動!

しかし、どこに行っても見た目に水質が良い場所がありません。

利根川って東風が吹くと釣れないコトが多いんですよねぇ……

色々周ってみましたが水質のいい場所がなかったので、仕方なく朝イチのテトラエリアに戻ることにしました。

すると、移動中、それまで曇っていた空が晴れて青空が見えてきました。そして待ちに待った南風!

このタイミングから岸際でエビボイルがあちらこちらで起こり始めます。

ただ、このエビボイル。本物志向なのか、ボイルのあったスポット(カバーの最奥など)にキャストしても中々反応してくれません。

どこにバスがいるのか?と、濁った水の中を凝視していると、緑色の物体がゆっくり動いているのを発見!

その魚のすぐ横のカバーにキッカーフロッグを入れて様子をみると……逃げました(笑)

どうも近寄ってくるルアーは嫌がっている様子。でも、バスは確実にエサを探しているようでした。

次に見つけたバスには近くにアプローチせず、バスエネミースティック5インチの0.9gウエイテッドリグをバスの進行方向7~8m先にキャストして放置。

このセッティングにすると、ゆらゆらと揺れながらフォールしてアピールするので、離れた場所へキャストしてもバスに気付いてもらえます!

ちなみに、頭の上のツノ(ウィードガード兼バランサー)は取っちゃってます(笑)

主にジグヘッドをウィードレスセットする時に使うのですが、今回はオフセットフックでの使用なので。

……スミマセン話が逸れました(笑)

キャストしたバスエネミースティックに向かってバスは泳いで行きましたが……通り過ぎちゃいました(汗)

「喰わなかったかぁ~」と、思った瞬間ラインが持っていかれました!

「えっ?いつ喰ったの???」なんて疑問に感じながらやり取りして1,100gオーバーをキャッチ。

「まさか?」と、同エリアでバスを見つけては同じアプローチをしていくと、同じバイトでバタバタと連続でキャッチ!

途中、キッカーフロッグのハツカネズミカラーでもキャッチしましたが、バスエネミースティックのパターンほどパンチ力がありませんでした。

結果的に、バスエネミースティックのウエイテッドリグで釣ったバスで揃えて5本5,822gで優勝!


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バスエネミースティックのウエイテッドリグがウイニングルアーに!

バスエネミースティック。ウエイテッドリグにセットしてぜひフォールベイトとして使ってみてください。

フォールベイトと言えばバックスライド系が主流ですが、バスエネミースティックのゆらゆらと揺れながらフォールするアクションと小刻みに震える細身のテール部分……

濁りの入っている時ほど気付いてもらう事が大切なのですが、その点ではフォールでバスに気付いてもらうには最高のルアーだと感じました。

バスエネミースティック……ミドストだけじゃなく、シャローでエサを探しているバスにはウエイテッドリグをフォールさせて放置。そんな使い方も効果的です。

できたてホヤホヤであまり使い込めていなかったバスエネミースティックが、いきなりウイニングルアーになるなんて……その喰わせの力、正直驚きです!ぜひ、お試しください!

今回は優勝という最高のカタチでレポートできて嬉しいです!日ごろ応援してくれる皆様にお礼申し上げます。

ありがとうございました。感謝!

■タックルデータ
[ロッド]ヘラクレス HCSC-65ML+PLUS メタルウィップ
[ライン]フロロカーボン8lb
[ルアー]バスエネミースティック5インチ 0.9gウエイテッドリグ

■関連サイト:TonegawaBassClub

■沖田護メディア


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