松井大(ダイメタル) JB津風呂湖 第1戦 優勝! 激闘のランディングの末、ダブルモーションで手にした津風呂湖モンスター!
みなさんこんにちは。エバーグリーンスタッフの松井大(ダイメタル)です。
3/31に奈良県・津風呂湖で開催されたJB津風呂湖第1戦に参戦し、優勝することができましたのでレポートさせていただきます。
今年で参戦3年目となるJBプロシリーズ。去年から少しずつ通い始めた津風呂湖で開催されているJBシリーズに初エントリーしました。
津風呂湖は、平日週末を問わず多くのバスアングラーで賑わう関西屈指のレンタルボートフィールドであり、今年のJB大会のエントリー者数が89名とかなりの人数が参戦するほど、人気のトーナメントフィールドでもあります。
そんな津風呂湖になぜエントリーしたかというと、テストを続けてきたミドスト対応ニューロッド「フェイズ・ドリフトマスター」の実戦投入が目的でした。
試合前日 プラクティスに出ることができないため、当日の天気予報を元にプランニング
どうしても外せない予定があり、前日プラクティスには出ることができず、天気予報とにらめっこ。
当日はくもり時々晴れ、西の風爆風の予報……爆風とわかったのである程度エリアを限定。
選んだのは、西の風がダイレクトに当たる岬、ブレイク、ワンド。少し前の釣行で風が強く当たるバンクでバスの反応を得ていたことと、「風裏を求める選手が多いのでは?」という人為的プレッシャー回避を含め有効かなと考えました。
津風呂湖の回遊が強いアクティブなバス(僕がミドストで狙う魚)は、カバーに寄り付かず泳ぎ続け、ベイトフィッシュの群れ近辺をウロウロしているイメージ(ベイト依存系さん)。
なので、喰いに上がりやすい条件の場所に、いいタイミングで入れば簡単に喰ってくれるはず(笑)……と考えていました。
試合当日 読み通り、風当たりの良いポイントでモンスターがヒット! が、しかし……!
天気予報通り、朝からくもりで風は西の風。スタートは最後の方でした(ゼッケン順なのでスタートまでが長い……笑)。
そのまま近くの風が吹き込むワンドに入ると、ここでもベイトフィッシュを確認。
ワンド奥のカバーを撃ち、ブレイクをジグヘッドのミドスト、ノーシンカーリグの放置で攻めましたが反応なし……
移動することにして、次のエリアは入野筋中流。西の風が当たる石垣や立木、スタンプが絡むバンクと小規模のワンドがあるポイントへ向かいます。
到着するとワンドで鵜が翼を広げ休憩中……まるで「ここに魚いっぱいいますよー」と、言っているようだったので「ほんじゃー行くねー!(笑)」と、ワンド内に入ってみると、案の定ベイトフィッシュがいっぱい!風が当たるバンクを少し避けて、ワンド側に溜まっている?(いい感じ!)
では、ミドストを……と、思いましたが、その前に強風のせいかウッドチップと流木がいつもより多くワンド奥に溜まっているのが気になり、春の定番?カバー撃ちからスタートしました。
リグは17.5gテキサスリグ。実はタックル準備の時には7gシンカーをセットしていたのですが、以前、風で押し寄せられたウッドチップを撃つ時に、スムーズにリグが貫通しないのがストレスだった経験から、重めの17.5gに変更していました。
そしてこの策が功を奏することに!ダブルモーション3.6インチをセットしたテキサスリグをカバーの周辺から撃っていき、最後に最奥へキャスト。
ボトムとトップでリグを数回アクションさせるも反応がなく、移動しようとエレキを踏むと同時に、ロッドに違和感が!
すぐさまフッキング!「すんげー重い……これバス!?」
それもそのはず、魚は流木の小さな隙間の奥でダブルモーションを喰っていました。その隙間は腕がギリギリ通るくらい……「なんてこったパンナコッタ(笑)」
引きずり出すことは不可能だったので、流木を掻き分け、ロッドから手を離してラインを掴んでみると……「まだ流木の奥におる!」
「バスだ!」
その瞬間、咄嗟にバスの口を掴みました。
「デカイ!!!」
徐々にボルテージアップ!しかしここからが大変。
バスを掴んでいる手を持ち替えたりして、流木から引き上げるコースをいろんな方向から探しますが、なかなか見つかりません。必死なのと不自由な体勢ということもあり、息が絶え絶え……
そして激闘すること5分以上……流木の裏へ腕を回して、ついにランディング!
思わず「っしゃー!」と叫び、そこから記憶喪失……興奮して試合後に動画を見返すまでは、あまり思い出せませんでした(笑)
同スポットは風が当たり、石垣と立木が隣接していて、なおかつベイトフィッシュを大量にストック。バスが上がって来やすい条件です。
ビッグバスをキャッチしてから、ミドスト用のスピニングタックルに持ち替えて3キャスト目。
バスエネミースティック4インチをセットしたジグヘッドリグをボトムまで沈めた後、少し浮かしてからリグをスイミング。
ボトム付近をスイミングさせているので、時折、障害物にタッチしますが動作を続けます。
そして、数回障害物を乗り越えた後にバイト!ビッグバスの興奮がさめやらないままでのファイトです(ぃ、胃が痛い……笑)
上がってきたバスはキロオーバーのナイスバス!(ガッツポーズ!)
2本5,880gでのウェイインとなりました。
約1,700gの差をつけての優勝!
特に、テストを続けてきたミドストロッド「フェイズ ・ドリフトマスター」が、西のミドストレイク津風呂湖にてウイニングロッドの1本となり、非常に嬉しく自信になりました。
JB津風呂湖、始まったばかりですが、引き続き良い結果が出せるように頑張ります!
ウイニングタックル紹介
■カバー撃ちタックル
[ロッド]ヘラクレスHCSC-69H-LTS ヘラクレスLTS
[ライン]バスザイル・マジックハードR 16lb
[ルアー]ダブルモーション3.6インチ テキサスリグ
[シンカー]E.G.タングステンバレットシンカー 17.5g
カバー撃ちで使用したタックルですが、17.5gと重めのシンカーを使用したため、ワームはしっかりと水を掴んでアクションするダブルモーションをチョイス。キャスト後、数回アクションさせ少し長めにリグをアピールしました。
ラインはバスザイル・マジックハードR 16lbを使用。長時間、流木に擦りつけられてもラインブレイクせずに耐えてくれた最高のライン。その名の通りバスとの命綱となってくれました。
[ロッド]フェイズ PCSS-64UL ドリフトマスター
[ライン]バスザイル・マジックハードR 3lb
[ルアー]バスエネミースティック4インチ 0.6gジグヘッドリグ+0.3gネイルシンカー
ミドストで使用したタックルですが、ワームはバスエネミースティック4インチ(6月発売予定)を使用。ベイトフィッシュライクなシルエットでリブ入り極細ピンテールの微波動で誘うミドストにナイスなワーム。
今回は頭部にあるウィードガードをカットしています。そうすることでミドスト時のロールアクションが増幅されます。
ジグヘッドはワームずれを減らすためにワイヤーキーパー装備のものを使用。そのため、後方にウエイトがないのでネイルシンカーを挿入しサポート。これにより深いレンジでも暴れすぎずにしっかりロールするようになります。強風下でもアドバンテージが高いオススメセッティングです!
ラインはバスザイル・マジックハードR 3lb。操作性、強度、伸び、ミドストにベストマッチなラインだと思います。
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