宮下靖矢 NBCチャプター福岡 第5戦 遠賀川 真夏のタフコンディションを攻略し、優勝と年間チャンピオン獲得!
こんにちは。エバーグリーンフィールドスタッフの宮下靖矢(ミヤシタ セイヤ)です。
8月19日(日)に福岡県・遠賀川で開催された福岡チャプター最終戦で優勝することができました。プラクティスから試合当日の状況をレポートします。
この試合は、年間優勝がかかった絶対に外せない試合!まずはキーパーを揃えるのが絶対条件なので、前日プラクティスでは全域を走り回って、きっちりとキーパーをとれる場所を把握していきました。
遠賀川の状況は、水温が30度を越えていて魚のコンディションも良くない状況でした……
その中でも、キッカーを獲れる場所を把握したのですが、この場所は当日一番にポイントに入れなければ厳しいと判断しました。
釣り方は、タフな状況からかトップウォーターや巻き物への反応がなかったので、試合ではフィネスで勝負するしかないと決めました。
そして迎えた試合当日。
スタート順を決めるクジ引きで僕が引いたカードは黄色の1番!しかし、この日の第1フライトはクジで赤となり、惜しくも第2フライトの1番となってしまいました。
この場所は木や枝が水中にたくさんあり、根掛かりが多発するポイント。喰わせるのはこの水中カバーの中です。
ここでのタックルは、ロッドがヘラクレス HCSC-70M-LTS フォースグランディス7LTSに、ラインがバスザイル・マジックハードR 16lb、リグはクロー系ワーム3.5インチの5gテキサスリグを選択。このタックルセッティングがすごく大事になってきます。
そしてキッカーポイントに入って数投目、ラインが手前に走ってくるバイトをうまく捉えて推定450gのキーパーサイズをキャッチ。
「まだデカイのが絶対いる!」と信じて、今度は違う角度からカバーの中に入れていくと、フォール中にバイト!ひと呼吸置いてスイープにフッキングして、ロッドとラインを信じて引きずり出します。無事にキャッチしたのは推定1,700gのビッグフィッシュ!
ロッドが強すぎると操作性が一気に落ちてしまう……逆に弱すぎると、掛けてもカバーに巻かれたり、ラインを切られてしまう危険性があるということ、また、必要以上に木や枝にスタックしてしまい魚を逃がしてしまうことに繋がってしまいます。
フォースグランディス7LTSは7フィートという長さがあるので、ラインメンディングがしやすいことや、フッキング時にストロークを活かして素早くカバーから引き出せること、そして5gぐらいの重さが軽快に扱えるのでこのロッドを選択しました。
その後、アタリがなくなったので移動。
途中、ピンスポットに寄りアントライオン 2.7インチの2.7gドロップショットリグを投入。すると推定300gのバスをキャッチしてリミットメイクを達成しました!
そこからキーパーポイントへ移動。しかし、そのポイントだけ風がなく、ギルバイトのみでバスの反応なし……
数投だけしてその場所を見切り、最下流のポイントまで下って勝負しに行きました。
しかし、この場所も全く反応は返ってこず……
少しでもウエイトを稼ごうとその後は全域をランガン!再びキーパーポイントに戻って来たとき、アントライオンのドロップショットリグで待望のバイト!推定500gの魚をキャッチして入れ替えに成功しました。
最後、色々なところを回りましたが、そのままタイムアップ……
結果2,635gで優勝!
この結果は、いつも支えていただいているサポートメーカー様、家族、釣り仲間、全ての方たちのおかげです。ありがとうございました。
[ロッド]ファクト HFAS-61ULST
[ライン]バスザイル・マジックハードR 5lb
[ルアー]アントライオン 2.7インチ 2.7gドロップショットリグ
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