2010.05.14 (金)

バチパターンにはコルセア65

こんにちは。エバーグリーンプロスタッフの佐川洋介と申します。
シーバスゲームの風物詩であるバチ抜けシーズン真っ只中。今回はバチパターンにおいて私が絶対的に信頼を置くコルセア65の使い方を紹介します。人より釣果を伸ばしたい方はぜひ目を通してみてください。

■ 風や波があり、バチが沈んでいる場合

みなさんはバチ抜けというと、細長いルアーを使い表層付近を引っ張ってくるイメージをお持ちではないですか? たしかに波・風がなく、バチが表層を漂っているような状況では有効な釣り方です。

しかし風・流れがある時、バチは表層まで上がってきませんが、シーバスは常にバチを意識しているはずです。そのような場合、表層以外のレンジも探る必要があるため、あらゆるレンジを効率良く探れるタイプのルアーが有効になります。

その中でも、シーバスがバチなどの小型ベイトを捕食している今の時期は小型のシンキングペンシル、コルセア65がオススメです。

風や波がありバチが浮いていない状況で釣りをしなければならないとき、まず、セオリー通り魚の付いていそうな場所をチェックします。例えば護岸された壁の際、流れの当たる橋脚、沖の流れの変化のあるところなどが一級ポイントになります。

そして、その日の魚のレンジをつかむために、水面直下から探り始め、およそ30cm刻みでレンジを変えてルアーを通していきます。スローなただ巻きで良いのですが、レンジの違いで釣果に大きく差が付くので、一定レンジをしっかりと引いてくることが重要です。

コルセア65は「低重心なウエイトバランス」と「独特のファットなお尻の形状」から潮がみが良く、スローリトリーブでもしっかりとしたルアーの動きが手元に伝わってくるので、一定のレンジを引っ張るのに優れています



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■ アミやバチが大量にわいている場合

一方、アミやバチなど遊泳力のないベイトが大量にわいたケースで強いのが「ベイトエスケープアクション」というリアクションバイトを誘発するテクニックです。

まず、コルセア65をスローに一定スピードで巻いて、小刻みな蛇行を続けさせます。

そして狙いのスポットにルアーが差し掛かったら瞬間的にリトリーブスピードを上げること、又は、流れに変化があるスポットでは流れに突入させることで、ベイトが逃げ惑うかのような動きを演出するのです。 コルセア特有のファットテール形状によりイレギュラーな「ベイトエスケープアクション」が生み出され、シーバスのスイッチを入れリアクションバイトを誘います。

ただし、リアクションでスイッチが入っても長い距離は追いかけて来ないので、「ベイトエスケープアクション」は短い距離で行うことがキモになります。

一般的にリアクションの釣りというと、ミノーを使ったジャーキングの釣りを連想されると思います。しかし水押しのマイルドなシンペンでこれをこなすことで、アピール力の強いミノーに比べスレにくく、釣果を伸ばすことができます。また警戒心の強い大型の魚にも効果テキメンです。


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■ カラーの使い分け

ちなみにカラーの使い分けですが、「濁っている」・「月明かりがない」ような時はパールレッドベリー。
「澄潮」・「月夜」・「常夜灯回り」など比較的明るい場所ではスケルトンチャート、キビナゴホロを使用します。またブルームーンダズラー、ピンクイワシはオールラウンドに使用できるので、迷ったときはまずこれらのカラーを投入することが多いです。

まだまだ続くバチシーズン。ぜひ、このコルセア65を使いこなして爆釣を味わってくださいね。

■タックルデータ
ロッド:8’6’’スピニングロッド
ライン:PE0.6号
リーダー:フロロ3号
ルアー:コルセア65

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