沖田智洋 フィッシングサンクチュアリ スプーニング王者決定戦 優勝

7/20に三重県・フィッシングサンクチュアリで開催されたスプーニング王者決定戦でプロスタッフ沖田智洋(オキタ トモヒロ)が優勝しました。
■沖田智洋コメント
7/20(土)に三重県・フィッシングサンクチュアリ(第3ポンド)で行われたスプーニング王者決定戦に参戦してきました。この大会はその名の通り、鉄板素材のスプーンのみで競う大会です。しかも表彰台経験のある選手だけが参戦できる大会のため猛者ばかり。予選のグループ別対戦表はどこ見ても濃いメンツばかりでした。
【予選】
まずは放流戦となる予選第1戦。初手は2.0g放流系スプーンの自塗りカラー(オレ金)からスタート。タックルはアルチザン・コンペティションAATS-61ML/Sとフロロ0.5号の組み合わせ。放流魚ならではの喰う勢いが強すぎて針が刺さりきらない微妙なヒットもありましたが、追従性が良くバラしにくい61ML/Sのブランクス特性が活きて連続キャッチ!スタートダッシュに成功。
2gの速いスピードで食わなくなってきてからは0.9gスプーン(ゴールド系)に落として、活性の残っている魚を釣り、さらに今度は同じスプーンのままカラーパワーを落として(黄/茶系)0.9gのスピード感で喰う魚は全部釣りきるイメージで釣っていきました。
予選2戦目以降は、ナム0.6gのピンピンピンク2といよかんが炸裂!特に予選3戦目(放流有り)の後半ローテ頃、徐々に周りのヒットコールが減っていく中でもナム0.6gだけで15本の釣果!中層をふわふわと巻くイメージで使うと前半と変わらない匹数を釣ることができました。
それ以降はより厳しくなり、とっかえひっかえ探りながら0.4gといったさらに小さくて軽いマイクロスプーンまで駆使して、細々と1匹ずつ丁寧に釣ることを心がけました。
そして予選最後の4戦目。ここまで無敗で勝てば予選全勝突破を賭けた戦いは、同じくここまで無敗のチームメイト岡もっちゃんとのチームOMSB対決!でしたが、極限まで活性の下がった魚に合わせきれず全勝は叶わず…結果は3勝1敗の勝ち点9ポイントで予選を通過しました。
【ベスト16】
次はベスト16(放流有り)。放流魚の動き方を観察すると予選よりも速攻性があるように感じました。予選1戦目と同じ61ML/S+フロロ0.5号のタックルで金系のスプーンに素直にしっかり喰ってくる高活性の魚に狙いを絞り確実にキャッチして数を伸ばしました。後半はペースダウンしましたが細々と追加することができ勝ち進みました。
【ベスト8】
釣り座が少し水深のあるアウト側に移動となり、ナム0.6gで中層と深い魚を丁寧に釣り続けるも少し追いかける展開…ラスト2分の土壇場で0.4gのスプーンにローテすると、ギリギリで追いついて早掛けサドンデスに持ち込むことに成功!最後は手前の魚をキャッチして勝利!追いかける展開かつ1匹釣られたら終わりのサドンのプレッシャーでめちゃめちゃ疲れました(汗)
【準決勝】
OMSBチームメイトの岡もっちゃんも勝ち上がってきており予選のリベンジチャンス!序盤は何にも反応を出せない中、岡もっちゃんに3本先制される展開…「やばいな〜」と思いながらも「今日はこいつの日やな!」とベスト8突破に貢献した0.4gスプーンでやり切ることに。すると、中層から極緩やかな巻き下げに反応する魚達を発見!薄いグレーカラーと自塗りカラー(オキティカルブルー)をローテし、微妙にレンジをずらしながらかつカラーローテで魚に飽きさせず反応が続くように釣りました。逆転勝ちで表彰台確定!いよいよ決勝!
【決勝】
1位2位決定戦。絶対に優勝したいところ!釣り座はベスト8と同じアウト側。少し水深があるため、ここまで活躍してきた0.4gスプーンの1つ重い0.6g(黄/オリーブ系)で下目を引くのが効きそうな予感!試してみると予感が的中し、幸先よく釣ることに成功!その後は反応が薄くなればカラーは変えずに再び0.4gにローテして魚が飽きないことを考え続けながら釣っていきました。対戦相手も釣り続けてくる中、内心ひやっひやしながらも負けじと釣り続けることができ、結果は優勝!
これでサンクチュアリ第3ポンドでの表彰台が通算10回目!節目が優勝で飾れてめちゃめちゃ嬉しいです!しかも前週に行なわれた大会では、同じEG&OMSBの辻村プロが準優勝して「続くぞ!」と思っていた中での優勝だったので感無量!サンクチュアリ第3ポンド大好きです!!!
参加された選手の皆さまお疲れ様でした!



[ロッド]アルチザン・コンペティション AATS-61ML/S
▪ルアー範囲:1.5~5g
▪ライン範囲:MF0.3~0.6号/PE0.2~0.6号
[ライン]フロロ0.5号
[ルアー]2g放流系スプーン
[ロッド]アルチザン・コンペティション AATS-61L/RF
▪ルアー範囲:1~3g
▪ライン範囲:MF0.25~0.5号/PE0.2~0.4号
[ライン]フロロ0.35号
[ルアー]0.6gスプーン
[ロッド]アルチザン・コンペティション AATS-61L/RF
▪ルアー範囲:1~3g
▪ライン範囲:MF0.25~0.5号/PE0.2~0.4号
[ライン]エステル0.3号 + フロロ0.35号
[ルアー]0.9g、0.4gスプーン
[ロッド]アルチザン・コンペティション AATS-61UL/R
▪ルアー範囲:0.3~1.5g
▪ライン範囲:MF0.2~0.4号
[ライン]エステル0.3号 + フロロ0.35号
[ルアー]ルアー:0.6g、0.4gスプーン
[ロッド]アルチザン・コンペティションAATS-60MLST/F
▪ルアー範囲:0.8~4g
▪ライン範囲:MF0.25~0.4号/PE0.2~0.4号
[ライン]エステル0.25号 + フロロ0.35
[ルアー]0.6g、0.4gスプーン
[ロッド]アルチザン・コンペティションAATS-60MLST/F
▪ルアー範囲:0.8~4g
▪ライン範囲:MF0.25~0.4号/PE0.2~0.4号
[ライン]エステル0.25号 + フロロ0.35号
[ルアー]0.4gスプーン
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