2016.12.09 (金)

蛯原英夫 攻めのスモラバ戦略で獲った霞スーパービッグバス!

こんにちは。エバーグリーンプロスタッフの蛯原英夫です。

先日、霞ヶ浦・マリンワークス大山で開催されたオーナーズトーナメントに参加し、優勝&ビッグフィッシュ賞を頂きました。勝利の決め手となったのは2,484gの霞スーパービッグバス! 今回はそれを仕留めたタックル等について解説します!

朝の冷え込みが一層厳しくなるこの時期、特有のショートバイトに悩まされますよね。絶妙なタイミングでアワセを入れてもすっぽ抜け、ワームを見ると歯形だけ残されて……なんてことがよくあると思います。

このようなバイトをしてくるのが、水温低下の影響を受けて極めてスローになっているバス。ベイトを追いかけたりせずにカバーにタイトに身を寄せ、極端な話し、石のように動かなくなっている状態。本当に目の前に落ちて来たものだけに反応し、それもほんの少し軽く吸い込むだけ。テキサスリグやラバージグでは吸い込みきれずにショートバイトのみで終了……でも、そんなバスに限ってデカイ!

で、最近この「カバーにタイトに身を寄せて動かないデカバス」のショートバイトを確実にフッキングまで持ち込んでおり、今回の試合でもメインとなったのが、スモラバのC-4ジグ2.7gとヘラクレス ファクト 511MHSTにエクストラハイギアリールの組み合せ!

C-4ジグは2.7gというウェイトがキモで、ベイトタックルでも比較的キャストしやすく、なおかつスローなバスの弱い吸い込みにも対応してくれる絶妙なウェイト! トレーラーには適度なボリューム感とフォールスピードのC-4シュリンプ3.5インチをセット!
ロッドはヘラクレス ファクト 511MHST。ソリッドティップによりフィネスに誘えて、違和感程度のショートバイトを感知し、なおかつ弾かずより確実に吸い込ませることが可能、しかも、MHの強靭なバットがフックを貫通させ、デカバスの強い突っ込みにもしっかり耐える!

また普通スモラバなどの軽量ルアーを使用するとどうしてもテンポが遅くなってしまいますが、511MHST なら、5フィート11インチと取り回しの良いショートレングスと軽量性、加えてソリッドティップの持つしなやかさによって、手首のスナップを効かせた小さなモーションでのキャストでスモラバをテンポよくビシバシとタイトに撃ち込むことができます!

なおかつ、リールはルアーの回収を速くしてキャスト数を増やすためにエクストラハイギアを使用! これら組み合せが、誘う時はフィネス、キャストと回収はスピーディーといったスモラバでありながらテンポの速い攻めの釣りを可能にしてくれます。このルアー、このタックルセッティングだからこそ獲れた霞スーパービッグバス2,480gでした!

今回の試合は、狙ったスポット、ルアー、タックル、そしてパートナー、全てがハマり最高の結果を得ることができました! これからの時期ショートバイトに悩むことがあれば、C-4ジグ2.7g、ファクト511MHST、エクストラハイギアリールの組み合せでの攻めのスモラバ戦略をオススメします。

■タックルデータ
ロッド:ヘラクレス ファクト HFAC-511MHST
ライン:バスザイル・マジックハードR 10lb
ルアー:C-4ジグ 2.7g + C-4シュリンプ 3.5インチ
■蛯原英夫メディア
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