桧原湖の対スモールマウスに関して言えば「数を釣りながら入れ替える」ではなく「サイズを選んで釣っていくこと！」が上位に絡むカギとなります。そこで、プラクティスではエリアごとにバスのコンディション、サイズ、何を捕食しているか、などの確認をして絞り込んでいきました。

今回良かった釣り方はライトキャロのドラッギング。キモは風上にボートを持っていき、その風を利用してボートを流すということでした。この釣りはエレキを踏んで流すドラッキングより圧倒的に釣れます！

そのドラッギングで大活躍したロッドがあります。それが、ライトゲーム用のソルティセンセーション・Dアタッカーです。自分の中でスモールマウス戦において、もはやこのロッドなしでは考えられないほどの戦力になっています！

極めて高感度なDアタッカーでエビが溜まる背の低いウィードを感知して、ウィードにシンカーを乗せて、その一層上をよりナチュラルに通すことで一撃で喰わせることができました。ルアーはC-4シュリンプ3.5インチのグリーンパンプキン（#01）。ラインはバスザイル・マジックハードR3lb。

さらに、この釣りで重要なのはフッキングです！　ドラッギングで3lbラインを20～30m出してのフッキングとなるため、ラインの伸びを考えてリールのドラグを完全にロックしてアワセること！　そしてロッドも7フィートという長めのレングスで適度に張りがあるDアタッカーならば、ロングディスタンスでもしっかりとフッキングができます。

ライブウェルのなかで一番デカイ魚が弱ってきたため、かなり早めの9時50分にウェイインしましたが、5本で3,960g。結果は3位でしたが最善を尽くしたので悔いはありません。ウェイイン後、弱っていたバスも元気良く帰って行ってくれたのでひと安心。

今回ウェイインした5本全て、自分の右腕に持ったDアタッカーが操るC-4シュリンプ3.5インチが呼び寄せてくれました。信じることができる道具は本当に強いですね！