ウィードのラバージグで釣果を伸ばすコツ
みなさんこんにちは。エバーグリーンプロスタッフの佐藤順一です。
9月に入っても暑い日が続くなか、夏以降、最近の琵琶湖ガイドで好調なのがラバージグの釣り。
1日に50アップが3、4本というのも珍しくなく、ガイドのゲストさんにもかなりの確立で50アップがヒットしてくれています。そして嬉しいことにゲストさんのレコード更新が相次いでいるのです。(皆さんおめでとう!)
■ 50アップ実績の高いエリア&ルアー
ラバージグの釣りでは南湖のウィードフラットやウィードが絡む浚渫が主な狙い場所ですが、水温の高い今の時期は水通しの良い沖合いというのが1つの目安になります。
本来これだけ暑い状況が続くと、水が 腐りだし水中の酸素量も激減してかなりタフになります。しかし、今年の琵琶湖は雨が多いため比較的水の状態も良く、バスの活性も例年に比べれば高い部類に 入ると思います。とはいえ、特に水の腐りにくい南湖北側に的を絞って攻めることで好結果を出しています。
ジグはウィードを切りやすい物が良く、キャスティングジグとブッシュストライカーIIを主に使用。トレーラーは、その時々でバスの好みが変わるのでこれとは断言できませんが、クロー系、ホグ系、カーリーテール系を使うことが多いですね。
【 ウェイトの使い分け 】
① ウィードの密度が濃い場所、バスがサスペンドしてフォーリングで釣れるとき⇒1/4oz・3/8oz
② 水深がある場所、晴れの日の日中でバスがウィードの中にいるとき⇒1/2oz・5/8oz
■ ウィードのラバージギング、アクションのコツ
アクションはウィードでやるジグヘッドの釣りと同じで、「ウィードに引っ掛けて外してフォール」の繰り返し。そしてフォール中、もしくは着底後の当たりを取っていきます。
ウィードのラバージギングではロッドは常に縦さばきが基本ですが、決してエギングの様に大きなアクションにならないように注意してください。アクションと同時にラインによる「バサッバサッ」という水切り音を出してしまいます。
この音がかなりバスに影響していることが長年続けてきたガイドの中でわかっており、音をたてないようにアクションしている人とそうでない人では釣果にかなり差が出ているのです。
■ 釣果を伸ばしてくれるラインセレクト
さらに極力ラインを細くすることによって水切り音を抑えるようにします。私の場合はフロロカーボンの12lbを使用。これでは細いと感じる方は多くいると思いますが、ラインを細くすることで水切り音を抑えると同時に、ジグを吸い込みやすくする働きもあるので一石二鳥なのです。
この繊細なラバージギングを可能にしてくれるのがバスザイル・マジックハードR 12lb。
12lbという細さでも全然大丈夫!私の要求に対して忠実に答えてくれています。また、糸ヨレの取れやすさも相まって水切り音もかなり抑えられるので、必然的に釣果を伸ばしてくれますね!
いずれにせよ、エギングのように腕全体で大きくアクションせずに、手首を使い楽にアクションすること! それがこの釣りのコツです!
■タックルデータ
ロッド:ヘラクレス HCSC-69H ヘラクレス
ライン:バスザイル・マジックハードR 12lb
ルアー:キャスティングジグ
ルアー:ブッシュストライカーII
佐藤順一の琵琶湖ガイド
スケジュール確認、ご予約は「リブレバスクラブ」
http://www.rivre.co.jp/bass/bass.htm
釣果情報は「佐藤順一オフィシャルブログ」
http://www.j-sato.com/blog/
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