佐藤順一 D-ZONEでロクマル!!
みなさんこんにちは。エバーグリーンプロスタッフ、リブレバスクラブ・プロガイドの佐藤順一です。
最近の琵琶湖ガイドでは60ジャストを含めて多くの大物が、スポーニングエリアのちょい沖水深2~3mのウィードエリアでヒットしてきています。
■ 春の大物狙いはスピナーベイト
寒い春が少しずつ解消されて、3月下旬の大潮後は一部のエリアでスポーニングが始まった。その後4月上旬の大潮でもスポーンに入る固体が見受けられ、桜前線同様毎年繰り返されてきたスポーニング前線は、南湖の南端から北上して南湖の北側に達した。
しかし、まだ水温が低いことから、本格的なスポーニングシーズンに入るのはGW以降になりそうである。
春の釣りにはハードベイトが欠かせない。それは春と秋は似ている点があるからだ。秋はベイトフィッシュを追いかけてバスが広範囲に動いているが、実は春もスポーニングエリアに向けて大きく動くという共通点があるのだ。
つまり、広く探る必要があるということで、嫌でもハードベイトを使わなくてはならない状況ということになる。ミノー、シャッド、バイブレーション、クランクベイトなど色んなルアーが考えられるが、春も秋も大物だけに的を絞るとスピナーベイトの釣りが際立つ。
スピナーベイトは小さいバスがヒットしにくい構造であるため必然的にサイズが上がるというのもあるが、波動の大きさやルアーそのものの大きさも関係しているからか、通年この傾向はあるといえる。
さらに、今年の春の琵琶湖はウィードが多く残っているという部分も、スピナーベイトの出動機会が増えている原因の1つである。
■ ロクマルはD-ZONE エクストリーム1/2oz
ロクマルがヒットしたのはD-ZONE エクストリーム 1/2ozダブルウイロー(#08 プリスポーンダイナマイト)であったが、狙うエリアが3m以浅で極力ゆっくり引きたいので、アームが柔らかく、より振動の大きいエクストリームをメインに使っている。
重さは基本的に1/2ozで、これより浅いところや、もっとゆっくり引きたい場合は3/8ozを使っている。
より大物を狙いたい!という方にはシルエットが大きいD-ZONE パワーブレードもおすすめ。ブレードが大きめなのでもちろんゆっくり引くこともできる。
カラーは水が濁り気味であれば派手カ ラー、透明であれば地味カラーという基本どおりの使い分けをしている。ちなみに今期の私のブームカラーは、派手カラーはホットタイガーとプリスポーンダイ ナマイト、ホットピンク。地味カラーはハス、ブルーギル、ゴールドラッシュである!!
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『圧倒的反応! D-ZONE パワーブレード
4/23(土)・4/24(日) 2日連続でロクマル出現!』
■ 釣果に天と地ほど差が出るキモとは・・・
【 エリア 】
西岸沖合いのフラットや赤野井沖、下物シャロー側、北山田沖などなどスポーニングエリアのちょい沖で、水深2~3mのウィードが残っているところをどんどん流していると結果が出ている。
【 狙い方 】
ウィード(ササバ藻の新芽)に絡めながら引いてくるのだが、スポーンが近づくにつれてバスがボトムを意識するようになるので、常に底近くを泳ぐようにトレースすることがキモになっている。
最初はゆっくりスローロールで巻き始め、ウィードが掛かったらややスピードを速めて巻くのもキモ。このウィードが絡んだときに決してロッドをあおって外そうとせずに、そのままリーリングで外すことが肝心である。これをやるのとやらないのでは、天と地の差があるくらい釣果に差が出てくる。
これはスピナーベイトの釣りだけでは なく、ウィードレス効果があるルアーを横方向に引いてくるとき全てに言えることである。どうやらバスは大幅にルアーの軌道が変わることを嫌がるようだ。つ まり、横方向の釣りでは、大げさにロッドをあおって外さなくても、この程度でハングオフ効果は十分と言うことである。
【 ロッド 】
広大なウィードを探るので、ブン投げ用で7フィートのヘラクレス・ブルーマイスター7がお勧め! シングルフックを「ガツンッ!」と確実にフッキングするにはMHパワーが必要。ショートキャストで手返し良く攻める場合は、オリジナル(6フィート7インチ)のブルーマイスターがいいだろう。
【 ライン 】
私の基本、巻物はナイロンというスタイルで、バスザイル・フレックスハード 14、16lbを使用している。
今年の春の寒さからすると、多分GWを境に爆発しそうな予感!?
■タックルデータ
ロッド:ヘラクレス HCSC-70MH ブルーマイスター7
ライン:バスザイル・フレックスハード 14lb
ルアー:D-ZONE XXエクストリーム 1/2oz ダブルウイロー
佐藤順一の琵琶湖ガイド
スケジュール確認、ご予約は「リブレバスクラブ」
http://www.rivre.co.jp/bass/bass.htm
釣果情報は「佐藤順一オフィシャルブログ」
http://www.j-sato.com/blog/
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