佐藤順一 好調! シャワーブローズ・ショーティー
みなさんこんにちは。エバーグリーンプロスタッフ、リブレバスクラブ・プロガイドの佐藤順一です。
秋が深まりバスの活動も活発になるなか、琵琶湖ではペンシルベイトによるトップウォーターゲームが好調。シャワーブローズ・ショーティーを使ったパターンで良いサイズが釣れています!
■ 狙うシチュエーションはベイトが絡んでいるウィードエリア
【北湖】
なだら かに落ちてゆく地形に広がるウィードラインが基本となる。さらに、サンドバーやミオ筋など急激な地形の変化にあるウィードラインも格好の狙い場となる。北 湖のウィードラインは、ショアライン沿いにインサイドとアウトサイドがはっきりと分かれて規則正しく生えているのが特徴であり、ライン取りが簡単で狙いや すいと思う。
一般的には、アウトサイドを中心に狙うケースが多い。しかしカレントの影響やベイトの動きが作用していると思われるが、日替わりでバスの位置がコロコロ変わるのも北湖の特徴なので、アウトサイドで気配が無い時はインサイドにビッシリ居たりする。よって、アタリがなければどんどんインサイドを攻めることをお勧めする。
【南湖】
全体的にウィードだらけなので、「どこを釣ったらいいの?」というのがみなさんの本音だろう。しかし、その中でも特徴があるエリアといえば浚渫エリアである。浚渫エリアのブレイクラインはウィードフラットに比べ狙いが絞りやすく、しかも大型サイズが獲れるのでガイドでも良く狙っている。
浚渫は 複雑な地形で難しいイメージが有るかと思う。しかし、この季節になるとウィードが水面近くまで延びており、ウィードが生えている所は水深が浅く、無い所は 深いという目安になるので、ブレイクラインを目で確認できるのだ。よって、ウィードの生え際にキャストすることでショルダー部分を狙えるため、真上で魚探 で確認しなくても、遠くからプレッシャーを与えることなく釣りができる。
■ クリアなときほどトップウォーター
そしてトップの釣りでは水質も重要で、よりクリアな方が効果を発揮しやすいという傾向がある。
他の釣人の意見を聞くと「透明度が高いとトップは釣れる気がしない・・・」という意見をよく耳にするが逆である。透明度が高い方が遠くから、あるいは深い位置からもルアーを確認しやすく、5m、6mといった水深から平気で出てくるシーンを幾度となく経験している。
クリアなときほどルアーを沈めてバスの目の前に持っていくと見切られるので、水面でバシャバシャやって誘った方がいい結果が出ている。なので、クリアなときはどんどんトップを使うべきである。
■ アクションはじっくり引くのがキモ
ペンシルベイトを使う際、みなさんはどういう風に動かしているであろうか? ガイドのゲストさんに「ペンシルやりましょうか!」と言い、何も説明せずに引いてもらっていると、バシャバシャと速いテンポでウォーキング・ザ・ドッグさせる方が多い。
まぁ、これはこれでいいのだが、その前に条件を見極めなければ釣れるものも釣れなくなるケースが多々ある。フィーディングで活気がありボイルが頻繁に起こるようであれば、その様な引き方で早くこちらに注目させることが重要であるが、そうではない場合はポーズをしっかり入れながらじっくり引くことをお勧めする。
なぜなら、先ほど述べたように深い位置から出て来させる場合、水面まで出て来る時間を与えるという意味があるのだ。特に大型サイズはじっくり引きに実績がある。写真のゲストさんが釣ったバスは、全てじっくり引きでヒットしているのだ。
ゲストの安藤さんもシャワーブローズ・ショーティーの
じっくり引きで60アップをキャッチ!
じっくり引きのやり方はこんな感じ。「1~3回首を振らせて2秒ぐらい待つ!」、これを繰り返すだけ。後はシャワーブローズ・ショーティーに任せるだけでOKである。
バスが活発に動く今がチャンスですよ!!
■タックルデータ
ロッド:ヘラクレス HCSC-66M フォースグランディス
ライン:バスザイル・フレックスハード 14lb
ルアー:シャワーブローズ・ショーティー
佐藤順一の琵琶湖ガイド
スケジュール確認、ご予約は「リブレバスクラブ」
http://www.rivre.co.jp/bass/bass.htm
釣果情報は「佐藤順一オフィシャルブログ」
http://www.j-sato.com/blog/
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