椎谷勝義 ボウワームのオフセットネコで50cmオーバー
新年あけましておめでとうございます。エバーグリーンフィールドスタッフの椎谷勝義です。房総半島河川で2013年のファーストフィッシュをキャッチできたのでご報告いたします。
年末から風の強い日が続いていましたが、釣行当日は穏やかな天候となりました。しかし早朝は霜が降りるほど冷え込みが強まり、水温は5℃台まで低下していました。
午前中は晴天無風しかも低水温だった事から、このフィールドでは深場となる水深3~4mエリア周辺をサスペンドプラグ類やネコリグ、ダウンショットでスローに探って行きましたが、キッカーイーターのポンプリトリーブのステイ中にバイトらしき反応が一度あっただけでした。
午後からは水温の上昇を期待して、水深の浅い上流方面へ移動しながらシャローをチェック。水中生物の気配を全く感じられない状態に、半ば諦めモードで上流へボートを進めて行きました。
ようやく水温が7℃に届いた午後1時。水深1.5m程の橋脚部に溜まった流木の中を丹念に探っているとずっしりとした重みがラインを通して伝わって来たので渾身のフッキング。
流木の隙間から引きずり出す時にヒヤリとし、ボート際でもラインが鳴く程のファイトにハラハラしながらも無事にランディング。
今年の初バスは50cm・2,150gありました!
ボウワームはボリューム感でアピールしながらも、喰わせやすいストレート形状なので厳しいコンディション下でビッグバスを狙うにはピッタリと言った感じです。リブの無いハチマキ部分のEGマーク付近からオフセットフックを入れ、Fマークを通るようにセットすれば、8インチが程良いボリューム感になります。
【ワンポイントアドバイス】
タフコンディション下では、流木の中を探るときオフセットネコがお勧めです。(今回バスを釣ったスポットのように竹が多いカバーでは特に)
カバー撃ちの定番と言えばテキサスリグですが、それだとシンカーが流木に当たった時に音が出てしまい、その音で確実にバスをスプークさせてしまいます。ネコリグにする事で、シンカーが当たる音を防ぐことができ、しかも細かいシェイキングなどのアクションも伝わり易くなるので、タフなバスをバイトに持ち込み易いように感じます。
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