
椎谷勝義 真冬の亀山湖
スモラバでキロオーバーの初バスをキャッチ!

こんにちは。エバーグリーン・フィールドスタッフの椎谷勝義(シイヤ カツヨシ)です。
2015年元日から降雪があり、例年より水温低下のスピードが若干早い亀山湖。1月中旬からも2週連続で冷たい雨が降る日があり、釣果はますます厳しくなっていました。そんな状況の中、私が経営するショップが主催するトーナメントを亀山湖で開催し、私もフィールドに出てきました。
大会当日は放射冷却によってボート上に霜が降りるほどの寒さに。水位は満水で水温は本湖周辺の早朝で6度台。雨による薄い濁りが残っているエリアがあり、全体的にはステイン気味の水質です。
真冬の亀山湖の定番、水深10~13m前後のディープレンジのスポットでダウンショットを使い、ステイを意識しながらスローに探っても、バイトすら得られないほど激タフな状況。10時頃から適度な風が吹き始め、表層水温が7度台まで上昇したタイミングでフェイスやスレッジ7を使い、岬に絡む水中の立ち木群をジャーキングで探ってみるものの無反応……
正午になってもバイトすら得られていない厳しい状況なので、C-4ジグ 1.3g+C-4シュリンプ 2.8インチに変更し、水深5~7m前後のエリアのボトムを超スローに探ってみたところ、ステイ中にロッドティップが弾かれるような反応が。しかし、フックアップには繋がらず……
終了時刻が迫る中でラストエリアに選んだのは、中流域のチャンネルアウトサイドの岩盤エリア。ショアラインから10mほど離れたボートポジションの水深が15m前後で、水中のバンクに立ち木が多く、水面付近まで伸びている枝が目視できるスポット。
先ほど反応があったC-4ジグ+C-4シュリンプをショートピッチングで送り込み、できる限りスローにボトムを這わせていると、何かが絡み重くなったような感触。少しテンションをかけてロッドで聞いてみると、ティップが入り生命反応を確認!
フッキングでバスの重みが手元に伝わると同時に、ラインが立ち木に擦れている感触が。少しファイトしたところで水中の立ち木にスタック。引いても動かなくなり、絶望的かと思いましたが、ラインを緩めるとバスが暴れる感触があったので急いでボートを寄せ、強引に引っ張り出しランディング成功!
大会自体は、真冬の亀山に精通している参加者たちでも7割以上がノーフィッシュと、非常に厳しい結果となりました。参考記録ですが、私がキャッチしたこの1本だけでも2位に相当するウエイトでした。
もうじき年間最低水温に達しますが、今期は特にワカサギの生育が良さそうなことからも、そろそろディープレンジよりも浅めの水深を中心にグッドサイズを狙っていけそうに感じました。
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