椎谷勝義 サイドステップSF ボウワーム8インチ 炸裂~!
■ 春先の急激な気候変化に順応するジャークベイト、サイドステップSF
2月上旬は暖かい日が多かったものの、2月中旬以降は厳しい冷え込みが戻り、釣行5日前にはこの冬3度目の積雪。温暖と言われる房総半島でも春の訪れが遅れています。釣行当日は早朝の冷え込みこそ弱めながら日中の気温は低く、季節風が身を切る冷たさに感じる一日でした。
それでも水温は予想以上に高く、朝の時点で8℃台。透明度はやや低めながら降雪の影響は無くなっている様子でした。前日から続く強風が一日を通して吹き止まず、水面は波立っている状態。
開始早々は、バスが反応するレンジを早く見つけるために、着水後すぐにジャークを開始。なるべくルアーが浮き上がらないように止める時間を短くして、やや深めのレンジまで探っていくとすぐに答えが・・・
この1本目は、ルアーが水面下1m前後に届いたときにバイトらしき反応があり、そのままのリズムでジャークし続けて2~3アクション後に重みが伝わりフックアップしましたが、リアフック1本がかりでした。
この事から、水面下1mまでは止めをほとんど入れずにジャークしていき、そのレンジ付近にルアーが到達したら、10cmくらい浮かせるイメージで先ほどより長めの間を取り探っていくと・・・
■ 冬のランカーハンター、ボウワームのオフセットネコが今回も・・・
その後、陽が高くなると透明度が上昇したような感じで、サイドステップSFに反応が無くなったのでプランを変更。日差しが強い日中は、2月上旬にも上流方面のシャローカバーで反応が出ていたので狙いに行きました。
ここでのチョイスは、この冬1番のランカーハンター、ボウワーム8インチのオフセットネコ。カラーは#24 マッディークロー。まずは、流木が溜まったカバーの周りのボトム(水深1~2m前後)からシェイキングで探り、48cm・2,100gをキャッチ。
そして、流木と竹が入り組んだカバーの中にリグを投入すると、抑え込むようなバイトが伝わってきたのでスイープにフッキング。ラインはこの冬使いっぱなしのバスザイル・マジックハードR 14lbでしたが、難なくカバーからバスを引きずり出す事に成功。
■ サイドステップSFの動きと狙い方がハマリ、この日最後も・・・
ここまででも予想を大幅に上回る好釣果でしたが、1日の締めくくりをジャーキングで終えたいと思い、朝に入ったテトラエリアへ急いで戻りました。
陽が大きく傾いた午後4時過ぎ、メインエリア全体が日陰となり、朝と変わらず風が強めに吹きつけていたので迷わずサイドステップSFのサイトフラッシュを投入。午前中よりジャーク後のライジングをさらに長めに取って、浮かせを意識して探ってみました。
午前中に2本キャッチしたテトラ帯の最深部が隣接する付近ではバイトが無かったものの、シャローフラットに絡むブレイク付近を狙うとバイトが連発! 47cm・2,250gと49cm・2,100gを追加!
2本ともにフロントフックにしっかりとかかっていた事からも、サイドステップSFの動きと狙い方がバッチリ合っていたと確信できました。
サイドステップSFは、春先によくある強風時や水温の変動にも対応できるのでホント重宝しています!
ルアー:ボウワーム 8インチ
ライン:バスザイル・マジックハードR 14lb
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