2013.05.07 (火)

椎谷勝義 ボウワームのネコリグでアシ際を攻略

こんにちは。エバーグリーンフィールドスタッフの椎谷勝義(シイヤ カツヨシ)です。
ゴールデンウィーク前半の房総半島河川の状況をレポートします。

3月中旬は暖かく、例年より早く桜が満開になりましたが、下旬から4月にかけては週末ごとに天候不順となり、寒の戻りが非常に多い今年の春。日中の気温が20℃前後まで上昇する日があっても、朝晩の冷え込みや冷たい雨の影響で水温の変動が大きく、スポーニング活動は例年より遅れ気味となっています。

ゴールデンウィーク前半の三連休、日中はこの時期らしい暖かさでしたが、早朝は気温が一桁台まで低下しました。それでも釣行日朝の水温は18℃。田植えがピークとなるこの時期は強い濁りが流入し、透明度は低い状態です。

例年、この河川でのスポーニングはゴールデンウィーク頃からとなるので、まずはスポーニングエリアをチェック。流れが当たりづらく、濁りの影響も少ないハードボトムエリアを見て回りましたが、バスの姿は確認できませんでした。

続いて、透明度が低いことからカバー周りをキャスティングジグでスローに探り始めるとすぐにバイト! 49cm・1,800gのプリスポーンのメスをキャッチすることができました。濁りが強かったので、ボリュームを重視してトレーラにはキッカーバグ 4.5インチをセットしていました。

 
その後、風が強めに吹き始めたのでウィンディーサイドのリーズ帯をスピナーベイトやクランクベイトで探りましたがノーバイト。午後には水温が20℃まで上昇していたので、バスが差して来ていると信じてキャスティングジグで探り直すも不発。

そこで、厳しい時の切り札ボウワーム8インチのネコリグ」を投入し、同じエリアを再三探り直すと・・・

やっぱりいました! 45cm・1,600gのプリメスをキャッチ。

風が強めに当たり、ハードルアーでテンポ良く探るのに理想的なシチュエーションでしたが不発だったので、スイミング気味にボトムからやや浮かせてシェイクしながら引いてきました。また、リーズ際を狙っていたので、ガード付マス針2/0にチョン掛け、ネイルシンカーは1/16ozでした。

その後、 もう1本同サイズを掛けましたが、竹に絡んでしまい残念ながらフックアウト。それでも、ボウワーム8インチのネコリグの威力を十分に再認識することができました。

 
プラグやジグには反応しきらない少し気難しい状況下で、存在感のあるボリュームのままフィネスなアプローチができるボウワーム8インチのネコリグ。これでまた1つ、ボウワームの使いどころが増えました!
■タックルデータ
ルアー:キャスティングジグ 3/8oz(#01ブラック)
ルアー:+キッカーバグ 4.5インチ(#10ブラックブルーティップ)
ライン:バスザイル・マジックハードR 14lbルアー:ボウワーム 8インチ(#14アユ)
ライン:バスザイル・マジックハードR 14lb

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