2013.11.19 (火)

木下彰 闇磯で狙うプリスポーン直前のメバル
フロートリグで良型をキャッチ!

エバーグリーン・ライトゲームプロスタッフの木下彰です。
今回はプリスポーン直前のメバルを狙って、今までナイトでは訪れたことのなかった磯場へエントリーしました。

夕マヅメ前にポイントに到着し、キャロをキャスト。すぐに22cmほどのメバルをキャッチしました。

今後の展開に期待しつつ、あちこちキャストを繰り返してみますが、期待に反して潮がまったく動かず、表層付近では時折小さなアジが反応するものの、浮いたメバルは見当たりません。

磯場が闇に包まれ、ライト無しでは同行者の表情も伺うことができなくなりました。目の前の海はといえば、10gのキャロをフルキャストしても、そのまままっすぐ手元に帰ってくるという相変わらずな有様。

これでは潮流の変化を探ることもできないので、ボトムのストラクチャーを狙ってジグヘッド単体で擦るようにして探ってみます。すると25cmの金色のメバルが反応してくれました。しかし、これも単発。後が続きません。

状況が変化したのは干潮潮止まり寸前の0時。手前のゴミがわずかに左へと流れ始めたので、その流れの先にあるシモリへフロートリグをキャスト。

ラインを張らず緩めず、潮に乗せて何度かワームをシモリの上へ送り込むと、ちょうどシモリを超えたところでヒット。ようやく姿を見せてくれたのは、体高のあるがっちりした27.5cmのメバルでした。

その後は、5分流れて30分止まるという実に諦めにくい状況を繰り返しながら、徐々に潮位は上がっていきます。

そこで、干潮の際に位置を確認していたシモリが海に沈むごとに片っ端からフロートリグを送り込み、潮が動いたタイミングでできるだけ自然にワームをドリフトさせると、27、26、25cmと良型のメバルが反応してくれました。

闇磯攻略の際、タックルには遠投性能とリフティングパワーが求められます。そこで今回メインとして使用したロッドはソルティセンセーション・マークスマン

7.6gのフロートリグをセットして使用しましたが、リグが面白いように飛んで行くので広範囲を探れてメバルの居場所を見つけやすく、その上、瀬際で掛けたメバルに主導権を渡すことなくスムーズにランディングへ持ち込むことができました。

最終的に27.5cmを筆頭に25cm以上を10本、20cm前後のメバルを5匹程度キャッチ。闇磯ならではの景色を堪能しながら、一晩みっちりメバルと戯れることができました。

■タックルデータ
ロッド:ソルティセンセーション PSSS-84T マークスマン
ライン:PE0.4号
リーダー:バスザイル・マジックハードR 8lb+6lb
リグ:フロートリグ

■木下彰ブログ:ひとりぼっち釣行記


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