2019.05.22 (水)

木下 彰 冬から晩春の常夜灯周りのメバルをシャッドプラグで攻略

s_kinoshitaこんにちは。エバーグリーンソルトプロスタッフの木下 彰(キノシタ アキラ)です。

今回は、常夜灯周りでライズするメバルをシャッドプラグで攻略する方法をご紹介します。

冬から晩春にかけてのこの時期、夜間に波止場を訪れると常夜灯周りでメバルのライズに出くわすことがあります。

こうしたメバルは水面付近を漂うイワシやコイカ、プランクトン等を補食していることから、水面~水面直下を強く意識しており、水面に浮かぶペンシルベイトやポッパー等のトッププラグに対し非常に良い反応を示します。

しかし、この時期は強い風に見舞われる日が多く、特に足場の高いポイントでは風の影響をもろに受けてしまいます。そうなると、小型・軽量のトッププラグでは全く釣りにならないこともしばしば……

そんな背景から、最近私が好んで使用しているのが、バンクシャッドスーパースレッジといったブラックバス用のシャッドプラグ。

これなら、長めのリップがしっかりと水を掴むため、風の強い日でもルアーの存在を感じながらちゃんと操作することができるのです。

ではどのように操作するかというと、青物用ダイビングペンシルを操作する時と似たような感覚の、ロッドワークを用いたストップ&ゴー。

まずルアーが泳ぐ振動をギリギリ感じる位のゆっくりとしたスピードでロッドを操作してルアーを水面直下に潜らせ、次にストップを入れてゆっくりルアーを浮かび上がらせる。(この時、ルアーの背中が完全に水面に出てくるまで待ちます。)基本的にはその繰り返しです。

バイトはだいたい浮かび上がってくる最中か、水面に浮かび上がったタイミング、もしくは、浮かび上がってから放置している時にバシャッと派手に出ることが多いです。


スカウトマスターは極めて汎用性が高い7フィートのチューブラーモデルで、プラグを使いやすいことはもちろんのこと、その他にも様々なリグに対応可能で、さらに7フィートの長さもポイントを選ばないので、とにかく便利に使いまわすことができます。

また、足場がそこまで高くない時やロングキャストが必要ない時にはファインセンサーも使いやすいです。1g以下のジグヘッドを使用したライトゲームに特化したロッドですが、その操作性の高さからシャッドを超繊細に操ることができ、さらにシャッドが浮かび上がっている最中のメバルのバイトをしっかり感知することができるので、掛けるアジングならぬ掛けるメバリングを楽しむことができます。
常夜灯付近でメバルが群れるのもあと1ヶ月ほど。夜毎吹き荒れる春風に負けず、シャッドプラグでトップレンジのメバルを攻略したいと思います。

■タックルデータ
[ロッド]スペリオル SPRS-70L-Tスカウトマスター
[ロッド]スペリオル SPRS-60XUL-Sファインセンサー
[ライン]PE 0.4号
[リーダー]バスザイル・マジックハードR  6lb
[ルアー]バンクシャッドスーパースレッジ

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