ここ最近は、前回レポートの釣行よりさらに水温が下がり、魚が産卵を意識してきました。状況次第ではシャローのオープンエリアでも釣果が上がっており、コノシロとイワシが入っているシャローに隣接した障害物エリアも依然好調です。

で、今回ご紹介するのは昼間の障害物エリアでのエスフラット使用方法！

この時期、障害物に付く大型のシーバスは産卵に向け少しでも体力をつけるために、大型で動きが遅いベイトを待ち伏せるように捕食しており、ただ巻きでは捕食ゾーンをあっという間に過ぎてしまうため、特に昼間の場合は見ていても追わない確率が高く感じます。

そこで、狭い捕食ゾーンでもしっかりと見せて食わすために有効なのが、エスフラットのトゥイッチ＆フォール。狙いのポイントにキャスト、着水と同時にワンジャークして立ち上がらせたら、2、3秒スローにフォール。その後2回「パンパン！」と鋭くトゥイッチを入れてフラッシングさせたら、再びスローにフォール。

このトゥイッチ後のフォール中にバイトが集中！　コノシロなどの大型ベイトを捕食しているシーバスには、エスフラットの体高のある形状が生み出す強烈なフラッシングが効きます！　また、海水域（東京湾）ではかなりスローシンキングになるため、しっかりと見せて食わせる必要があるこの釣りに最適。少し頭下がりのフォール姿勢もキモです！

その他にもフックを一番手小さくし、フォールスピードをスローにしてよりじっくり見せたり、バイトレンジが深い場合にはウエイトを貼って少しフォールスピードを速くし、下のレンジをトレースできたりと、状況に合わせ色々な使い方ができることも魅力ですね。

あとエスフラットのテールには専用のライブフィッシュテールのイエローが必須！　捕食しているコノシロの尾びれが黄色いためか、反応が全然違いますよ！

毎年この時期だから狙って釣れるビッグベイトでのランカーシーバス。みなさんもぜひチャレンジして見てくださいね！