2019.05.24 (金)

数野達也 アイアンマービー・グランサーチャーで良型 名古屋港ボートシーバス大会 第1戦レポート

こんにちは。エバーグリーンソルトプロスタッフの数野達也(カズノ タツヤ)です。

4月21日に開催された、I.S.C 伊勢湾シーバスチャレンジ・名古屋港ボートシーバス大会 第1戦のレポートです。

プラクティス

I.S.C 伊勢湾シーバスチャレンジ・名古屋港ボートシーバス大会は今年で2年目の参戦です。昨年に引き続き、フィッシングガイド・とり丸さんにお世話になります。

前日のプラクティスでは、昨年の経験から狙いのポイントをイメージできていたので、それらのポイントの魚の状態とどのルアーがハマるかを確認しに行きました。

最初のポイントに到着すると、沖にスナメリが多数見えており、「イワシの群れが入っていそうだ」と期待大。まずは浮き船台の間をシャッドのグランサーチャーで撃っていきます。


グランサーチャーはもともとバス用に開発されたルアーですが、良く飛び、泳ぎだしも安定していて、潜行レンジも良い感じ、さらに、タイトピッチのプリプリとしたアクションでアピールし、障害物に当たった時にはギラッとヒラを打ってくれるので喰わせやすく、最近かなり愛用しています。

……が、思ったよりも船の喫水が深く、船低の下に付いている魚を狙うのでもう少し下のレンジか?と思い鉄板バイブレーションのアイアンマービーにチェンジ。

アイアンマービーは大きすぎず小さ過ぎないちょうどいいアクションが特徴で、イワシパターンはもちろん、様々なベイトを喰っているシーバスに対応できる定番ルアーです。また、潮の色が澄んでいたので、カラーは澄み潮に強いヒットマンブルーをチョイス。

先程と同じく船台の間にキャストし、船底ちょい下のレンジを狙ってアイアンマービーを引いてくるとバイト! 60アップ!

この釣り方で探っていくとチェイスやバイトがかなりあり、さらに、チェイスやバイトが遠のいてきたタイミングでアイアンマービーをボトムまで沈めて斜め上に引いてくるとサイズアップにも成功。

まだまだイケそうでしたがあまりやり過ぎると翌日の大会に支障が出るかもしれないので、ほどほどで止めておいて温存することにし、穴撃ちへ。

すると、穴撃ちでもアイアンマービー(ヒットマンブルー)が炸裂。柱に絡めてボトムから斜めに引いてくると、ここでも良いサイズの魚が反応。

その後、各ポイントを見て周りつつ、潮が引いたタイミングでブレイクが絡むバースへ。ここは水が濁っていたので、アイアンマービーのカラーをザ・銀にチェンジ。ザ・銀はアピール力が強く、水が濁っている時には特に実績が高いカラーです。

撃っていくと、さっそくヒット!

が、少しサイズが小さめだったので、グランサーチャーにチェンジし、アイアンマービーよりも少し上のレンジを引くと良いサイズが! これは余裕の70アップ!

なかなかの手ごたえでプラクティスを終了しました。


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大会当日

今年の参加は19艇。スタートはそのうちで最後でした。「絶対良い結果を出そう!」と、パートナーのTKさんと、とり丸の鳥居キャプテンと意気込みつつ、ポイントに向かいます。

が、なんとエンジントラブルが発生! エンジンが全く吹け上がらない状況に……

安全を確保しながら時間をかけてポイントに到着。すでに先行者いましたが、なんとか釣りをスタート。

先行者に叩かれた後だったので、ソフトベイトのヘッドシェイカー4インチ(ジグヘッドリグ12グラム)を選択し、昨日アイアンマービーで良いサイズが出た「ボトムまで沈めて斜め上に引いてくる」釣り方を試すことに。

すると、1投目からヒット! サイズは60アップ。さらに、パートナーのTKさんも1投目で60アップ!

その後はプレッシャーのためかパタリとバイトがなくなったため穴撃ちへ。

穴撃ちでは、昨日のアイアンマービー(ヒットマンブルー)を柱に絡めてボトムから斜めに引いてくる」釣り方ですぐにヒットがあり、あっという間に60アップ追加でリミット達成!(3匹の合計釣寸を競う大会です。)

その後も同サイズがアイアンマービー(ヒットマンブルー)でポツポツと釣れ続けていましたが、さらなるサイズアップを狙ってポイント移動をしていると、エンジンの調子がますます悪くなってしまい……

「ポイント移動がダメならせめてウェイインを!」と、男気満点の鳥居キャプテンは諦めず頑張ろうとしてくれましたが、会場まで戻る間に航路を横断したりするのでもし止まってしまったら危険だと話し合い、残念ながら途中棄権という判断を下しました。

大会運営スタッフの方々もなんとかウェイインできないかと動いてくれましたが、みなさんにご迷惑をおかけすることになってしまうので、「次回リベンジします。」とお伝えし、今回の大会は終了しました。

今回は途中棄権という不甲斐ない結果に終わってしまいましたが、予測不能なエンジントラブルの中一緒に頑張ってくれたTKさんと鳥居キャプテン、そして、大会運営スタッフのみなさんには感謝でいっぱいです。次回(6月開催の第2戦)こそリベンジしたいと思います。

また、大会で結果は出せませんでしたが、特にアイアンマービーグランサーチャーは名古屋港周辺のポイントでかなり良い釣果を叩き出してくれました。自信をもってオススメできるルアーなので、みなさんもぜひ使ってみてください。
■タックルデータ
[ロッド]セルペンティ TKSS-66MHST ブッシュサーペント
[リール]オーパス1
[ライン]PE1号
[リーダー]ナイロン16lb
[ルアー]グランサーチャー

[ロッド]ヘラクレス HCSC-70MH-LTS ブルーマイスター7LTS
[ライン] PE1.5号
[リーダー]ナイロン16lb
[ルアー]アイアンマービーヘッドシェイカー ジグヘッドリグ


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