2015.10.29 (木)

椎谷勝義 秋の亀山湖 ターンオーバー時に有効なC-4シュリンプ・ダウンショットリグのスローアプローチ

こんにちは。エバーグリーンフィールドスタッフの椎谷勝義(シイヤ カツヨシ)です。先日、私が経営するショップが主催するトーナメントを亀山湖で開催し、私もフィールドに出てきました。

10月上旬にキツいターンオーバーを起こしてから厳しい釣果が続いていましたが、大会前日までの2日間で60mmを超える降雨があり、僅かながらも表層付近の水質は良化傾向。水温は18℃台に下がり、水位は早朝フル満水でしたが日中にかけて減水して行く状況でした。

大会の結果としては、優勝が4匹2,765g、準優勝が5匹2,505gで、ウイニングルアーはともに、亀山定番の3.5~4.5gスモールラバージグを使ったパワーフィネスでのカバー狙いでした。しかし、普段と違っていたのは、崩落系のヘビーカバーは反応が悪く、岩盤エリアに溜まった浮草+流木などのライトカバーの下、水深1~2m前後のボトム付近でのシェイキングが有効だった、とのお話でした。

また、この大会でのビッグフィッシュ・49cm 1,555gは、ダムサイト付近の水深5m前後のハードボトムのフラットエリアをキャロライナリグで狙いキャッチされていた他、総キャッチ数が最多の8本だったアングラー(内キーパーは5本2,300gで3位入賞)は水深8m付近で複数のバスをキャッチしているなど、シャローからディープまで幅広いレンジにバスが散っている状態で、ほとんどの参加者がバイトが非常に遠いと嘆いているような状況でした。


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■ C-4シュリンプ3.5インチに好反応!

朝7時のスタートで全参加者を見送った後、私もボートをセッティングして湖に浮かびましたが、前週は釣れていたエリアの水質が明らかに悪くなっていて、バイトが出るエリアを探し直すことに。

レンジやリグを変えつつ探って行った結果、真冬に良いスポットでバイトが集中。今年1月に初バスレポートをした場所と同じ、水深8~12m前後の岩盤+立ち木エリアでした。

釣り方はC-4シュリンプ3.5インチのダウンショットを、ノーシェイクかつ極めてスローにボトムを探って行く方法。これで明確なバイトが得られました。

バックシートのパートナーにはC-4シュリンプ2.8インチを使ってもらっていましたが、明らかにバイトが少なく、今回の状況ではC-4シュリンプ3.5インチのボリュームが効果的だったと思います。

まだ水温は20℃近いのですが、ターンオーバーの影響により、バスはいても口を使いづらい状況にあるようです。

バイトが遠いからと言ってルアーのサイズを下げてしまう前に、水質が悪い中でルアーの存在はアピールしつつ、バスの活性に合わせてスピードをコントロールすることが重要であると痛切に感じた釣行でした。

■タックルデータ
ロッド:スピニング 60UL
ルアー:C-4シュリンプ 3.5インチ 1.8gダウンショットリグ
ライン:バスザイル・マジックハードR 3lb


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