増田哲 NBCチャプター霞ヶ浦 年間優勝! ダブルモーションのライトテキサスがシリーズMVPの活躍!

こんにちは。エバーグリーンフィールドスタッフの増田哲(マスダ アキラ)です。
2021年度のNBCチャプター霞ヶ浦は、コロナ禍での開催によりスケジュールが変則的になりましたが無事に全試合が終了しました。
全5試合を振り返ると、最高のスタートを切りたいと臨んだ第1戦は無念の0申告に終わり出遅れるようなカタチになりましたが、その後の試合では準優勝→優勝→準優勝→優勝という最高の結果で終わることができ、年間優勝を獲得することができました!
カバークリーパーとバスエネミーノーシンカーでカバー攻略。初戦の出遅れを取り戻す準優勝!
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の影響で第2戦が開催延期。先に第3戦が8/1に開催されました。
この試合でキーとなったのは夏らしくシェードと水。雨が少なく高水温が続いていた状況から、試合数日前に降った、まとまった雨により水が入れ替わった西浦エリアを選択。増水と濁り、そして当日の晴れという天候により、大好きなカバー撃ちが機能しました。
カバークリーパー4.5g + フラップクロー3.3インチ、バスエネミー4.5インチのノーシンカーをカバーの濃さによって使い分けることで上手く立ち回れて、結果3本2,752gで準優勝することができました。


年間優勝が掛かった重要な3試合 ダブルモーションのリフト&フォールが快進撃を導く!
新型コロナウイルスの影響により延期されていた第2戦が10/23、第4戦が10/24という連日開催。第1戦を外してしまった私が年間争いに絡むためには、この2試合は絶対外すことができず、なんとしても上位でクリアしたい連戦でした。
プラでは、西浦エリアのブッシュや木ジャカ、リップラップといったシャロー撃ちでバイトを得ることができました。なかでも別途ルアーニュースRでレポートさせていただいた「ダブルモーション3.6インチのリフト&フォール」が効くのを発見しました。
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ルアーニュースRレポート 『増田哲 霞ケ浦で超絶に効くダブルモーションの使い方とは?』はコチラ |
そして迎えた試合本番。まずは10/23の第2戦。
スタートして、プラで手応えを掴んだ西浦エリアへ。すでに先行者がいたので入れる場所から釣りをして行くことにしました。
すると、9時頃に入った木ジャカでポンポンとダブルモーションのライトテキサスで幸先よく2本キャッチ!しかし、その後は続かず……あっという間に時間が過ぎていきました。
試合時間も残り2時間ほどというところで、「何としてでもあと1本!」と規模が広めなリップラップへ最後の移動。
到着して流し始めて5分ほど経った頃、ダブルモーションのライトテキサスでキロアップをキャッチ!なんとかリミットメイクできました。
その後は入れ替えを狙っていきましたが……できず。帰着の時間を迎えました。
結果3本2,634gで優勝!大事な2連戦の初戦を最高のカタチで終えることができ、翌日の第4戦へ弾みをつけることができました!


続いて翌日の第4戦。
この試合を良い結果で乗りきれば、最終戦まで年間優勝争いに残ることができます。
この日も前日と同じく、西浦エリアのシャローをダブルモーションのライトテキサスで撃っていく作戦からスタート。
しかし、前日のように上手くいかず、思うようにバイトが得られない状況が続きました……
バスとのタイミングが合わず、ライブウェルが空のまま迎えたラスト2時間。前日のラストを思い出し規模が広めなリップラップへ移動しました!
「これで外したらノーフィッシュかも……」と思いながら、打ち始めたその1投目!待望の1本目をキャッチ!
そしてその5分後、立て続けに2本目をキャッチしました!ルアーは2本ともダブルモーションのライトテキサス。最後の最後でついにバスとのタイミングを合わせることができました。
そして帰着時間を迎えウエイイン。
他の選手も厳しい状況だったようで、2本1,496gというローウエイトながら準優勝することができました!
この時点で年間順位は暫定2位に浮上。残すは最終戦です!


第4戦から2週間ほど経った11/7の最終戦。
プラで状況を確認した結果、前回の連戦とあまり展開を変えず、西浦エリアのシャロー撃ちをメインにしました。
到着してすぐ、ポツンと孤立しているブッシュを発見。カバークリーパー4.5g + バスエネミー3.5インチで撃つと幸先良くキロフィッシュをキャッチ!
続いて近くのリップラップへ移動すると、今度はダブルモーションのライトテキサスで2本目をキャッチ!
しかし、その後は別のリップラップでバイトがあったもののキャッチできず……「2本では足りないかも知れないから3本目が欲しい!」
移動をしながら探っていくも反応がない時間が続き、残り時間もあと1時間というラストのタイミング。バイトのあったリップラップへ最後の場所と決めて戻りました!
すると、撃ち始めてすぐにダブルモーションのライトテキサスにバイト!しかし喰いが甘くすっぽぬけ……
「バスとタイミングが合い始めている」と諦めることなく、再び我慢強く撃っていくとバイト!コンッと手元に伝わる良いバイトです。今度はしっかりフッキングが決まり待望の3本目をキャッチ!
無事リミットメイクして帰着時間を迎えました。

結果は3本2,488gで優勝!逆転で年間優勝も獲ることができ、最高のカタチでシーズンラストを締めくくることができました!


年間優勝が掛かった後半の3戦は、バスが口を使うタイミングがどこで来るのかわからない状況でした。心から自信が持てないルアーでは投げ続けることができず、結局はバスとタイミングを合わせることも難しくなってしまうものです。
でも、絶対的に信頼しているダブルモーションなら、長時間バイトがなくても投げ続けることができます。だからこそ、一瞬のタイミングを逃さず、少ないチャンスを確実にモノにできたのだと思います。

コロナ禍で日程が変則的になるなど大変な2021年シーズンでしたが、大会開催にご尽力いただいた運営のみなさま、応援していただいているみなさまに改めて感謝いたします。
ありがとうございました!
・第3戦
[ロッド]ヘラクレス HCSC-70M-LTS フォースグランディス7LTS
[ライン]バスザイル・マジックハードR 14lb
[ルアー]バスエネミー4.5インチ ノーシンカーリグ
[ロッド]ファクト HFAC-70HST
[ライン]バスザイル・マジックハードR 14lb
[ルアー]カバークリーパー4.5g + フラップクロー3.3インチ
・第2戦/第4戦
[ロッド]ファクト HFAC-70HST
[ライン]バスザイル・マジックハードR 16lb
[ルアー]ダブルモーション3.6インチ テキサスリグ(シンカー:タングステンバレットシンカー3.5g)
・第5戦
[ロッド]ファクト HFAC-70HST
[ライン]バスザイル・マジックハードR 16lb
[ルアー]ダブルモーション3.6インチ テキサスリグ(シンカー:タングステンバレットシンカー3.5g)
[ロッド]フェイズ PCSC-71MH エクスプローラー
[ライン]バスザイル・マジックハードR 14lb
[ルアー]カバークリーパー4.5g + バスエネミー3.5インチ
■関連サイト:JB日本バスプロ協会・NBC日本バスクラブ公式サイト
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